特許
J-GLOBAL ID:200903065349252848

波力利用発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-153871
公開番号(公開出願番号):特開2001-336470
出願日: 2000年05月24日
公開日(公表日): 2001年12月07日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】波力のエネルギー、及び陸上に設置する場合には潮差も併せて淡水等の液体の運動エネルギーに変換することにより、エネルギー変換効率の優れた波力利用発電装置の提供する。【解決手段】 下部に海水出入り用の開口部2を有する揺動室1内を上下に可動な浮体3を設け、浮体3と揺動室天井壁26間に伸縮隔壁で囲われた加圧室5を設けてその内部を液体で満たし、加圧室5の自重と圧下力及び浮体3の自重は浮体3の浮力及び伸縮隔壁の復元力により十分支えられるものとすることを基本特徴とし、加圧室5より高所に貯漕16を設け、加圧室5の上部に液体6の流出入口33と流出入管30、貯漕16下部に吸吐管31を設け、それらの間に発電水車11、又は往復流に対し一方向に回転する発電水車32を設ける。また、弁機構によって流体が流路内を一方向に循環する構造とすることもできる。
請求項(抜粋):
(イ)下部に海水が出入りするための開口部(2)を有する揺動室(1)内を、弾性材(25)を介して上下に摺動する浮体(3)を設け、浮体(3)と揺動室(1)天井壁間に伸縮隔壁(4)で囲われた加圧室(5)を設けてその内部を淡水(6)で満たし、淡水重量を含めた加圧室(5)及び浮体(3)の自重は浮体(3)の浮力及び伸縮隔壁(4)の復元力により十分支えられるようなものとする。(ロ)加圧室(5)の上部には淡水の流出管(7)及び流入管(8)を設け、その各々の流路内には、淡水(6)が一方向のみに流れるよう、加圧室(5)が加圧状態の時のみ外側に開く流出管用弁体(9)、及び加圧室(5)が減圧状態の時のみ内側に開く流入管用弁体(10)を設ける。(ハ)流出管(7)と流入管(8)との間、または複数の流出管(7)と流入管(8)を各々集積した集合管(17)と分配管(18)との間に発電水車(11)を設け、該水車の吸込と吐出側には揺動室(1)の陸側に設けた貯槽(16)に各々通ずる吸込管(13)及び吐出管(15)を設け、その各々の流路内には加圧室(5)が減圧状態の時のみ水車側に開く吸込管用弁体(12)、及び加圧室(5)が加圧状態の時のみ水槽側に開く吐出管用弁体(14)を設ける。以上の構成からなる潮汐及び波力利用発電装置。
Fターム (9件):
3H074AA03 ,  3H074AA06 ,  3H074AA12 ,  3H074BB01 ,  3H074BB02 ,  3H074BB13 ,  3H074CC03 ,  3H074CC39 ,  3H074CC45

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