特許
J-GLOBAL ID:200903065349845261

油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 亮一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-120324
公開番号(公開出願番号):特開平9-303468
出願日: 1996年05月15日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【目的】 任意の減衰力特性を得ることができる油圧緩衝器を提供すること。【構成】 シリンダ内に摺動自在に嵌装されたピストン4に油孔15を穿設し、該油孔15を開閉する伸長側バルブ17を複数枚のバルブプレート17a〜17eを積み重ねて構成するとともに、該伸長側バルブ17の隣接するバルブプレート17b,17c間に環状シム19を介設して成る油圧緩衝器において、前記環状シム19をその外周面が前記ピストン4の軸方向から見て該ピストン4に穿設された油孔15の仮想外接円の内側に位置するよう設置する。本発明によれば、環状シム19をその外周面が前記ピストン4の軸方向から見て該ピストン4に穿設された油孔15の仮想外接円の内側に位置するようにしたため、伸長側バルブ17に付与されるセット荷重とバルブプレート17a〜17eの撓み変形量を任意に調整することができ、減衰力が急変する屈曲点(バルブ17が開き始めるピストンスピード)や減衰力の変化率を変えて所望の減衰力特性を得ることができる。
請求項(抜粋):
シリンダ内に摺動自在に嵌装されたピストンに複数の油孔を穿設し、該油孔を開閉する圧縮側バルブ又は伸長側バルブを複数枚のバルブプレートを積み重ねて構成するとともに、少なくとも一方のバルブの隣接するバルブプレート間に環状シムを介設して成る油圧緩衝器において、前記環状シムをその外周面が前記ピストンの軸方向から見て該ピストンに穿設された油孔の仮想外接円の内側に位置するよう設置したことを特徴とする油圧緩衝器。

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