特許
J-GLOBAL ID:200903065350807314

フィルダム用コア材の改良工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久寶 聡博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-353217
公開番号(公開出願番号):特開平10-168860
出願日: 1996年12月16日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】天候に左右されず用地や時間を要せずに細粒土の含水比を低下させる。【解決手段】本発明のフィルダム用コア材の改良工法は、まず気密シートの上にサンドマットを敷き均すとともに該マット内に空気抜き管を埋設する(101)。次に、サンドマットの上に含水比の高い細粒土を盛り立て(102)、さらに該細粒土の上に粗粒土を載せて空気抜き管を埋設する(103)。以下、細粒土及び粗粒土を順次積層してストックパイルを形成し、気密シートで密封する(104)。次に、空気抜き管に接続された真空ポンプを作動させて気密シートの内側の空気を抜き、空気圧を下げる。そして、該空気圧低下に伴う沸点降下によって細粒土から水蒸気を蒸発させ、該水蒸気を気密シート1の外側に排出する(105)。細粒土の含水比が低下したならば、気密シートを開いてストックパイルを切り崩し、細粒土及び粗粒土を混合してコア材とする(106〜107)。
請求項(抜粋):
水分を含んだ細粒土を気密シートの上に盛り立て、該気密シートで前記細粒土を包んで密封し、前記気密シートに貫通配置された空気抜き管を介して前記気密シート内側の空気を抜いて空気圧を下げ、該空気圧低下に伴う水の沸点降下によって前記細粒土内から水分を蒸発させるとともに蒸発した水蒸気を前記空気抜き管を介して前記気密シートの外側に排出し、前記蒸発及び排出工程を所定時間継続した後、前記気密シートを開いて前記細粒土を取り出しフィルダム用コア材に使用することを特徴とするフィルダム用コア材の改良工法。

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