特許
J-GLOBAL ID:200903065351990651

自動車における内装品のエネルギー吸収構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-327575
公開番号(公開出願番号):特開平7-179162
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】乗員前方のエアバッグと併用される膝部対向位置のグローブボックスに改良を加え、そのグローブボックスによりエアバッグの収縮に伴う膝部の侵入量を確保して、膝部を支点とする乗員の前方への回動を確実に防止する。【構成】グローブボックス7 に、膝部前方に対向配置され、衝突時に膝部の当接により衝突荷重が作用するリッド壁13と、衝突時にグローブボックス7 の前方を車幅方向へ延びるインストルメントパネルメンバ9 に当接する背壁15と、上記リッド壁13および背壁15の間を車体前後方向すなわち衝突荷重が作用する方向へ延びる左右の側壁17,17 と、該各側壁17に設けられ、衝突荷重が所定荷重値に到達した時点でリッド壁13を前方移動させるように各側壁17を破断する破断応力集中部35と、該破断応力集中部35が破断した状態で、上記所定荷重値よりも小さな衝突荷重によりリッド壁13を背壁15側に屈曲させるようにリッド壁13および背壁15の間を連結する底壁21とを備える。
請求項(抜粋):
乗員の前方にエアバッグ装置が設けられ、乗員の膝部に対向するインストルメントパネルの下部にグローブボックスが設けられているとともに、上記グローブボックスの前方に車幅方向へ延びる車体剛性部材が設けられている自動車において、上記グローブボックスは、乗員の膝部の前方に対向配置され、衝突時に乗員の膝部の当接により衝突荷重が作用するリッド壁と、衝突時に上記車体剛性部材に当接する背壁と、上記リッド壁および背壁の間に連結され、該リッド壁および背壁の間を車体前後方向へ延びる左右の側壁と、該各側壁に設けられ、衝突荷重が所定荷重値に到達した時点でリッド壁を前方移動させるように各側壁を破断する破断応力集中部と、上記リッド壁および背壁の間に設けられ、上記破断応力集中部が破断した状態で、上記所定荷重値よりも小さな衝突荷重によりリッド壁を背壁側に屈曲させるようにリッド壁および背壁の間を連結する底壁とを備えていることを特徴とする自動車における内装品のエネルギー吸収構造。
IPC (2件):
B60R 21/20 ,  B60R 21/045

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