特許
J-GLOBAL ID:200903065359188617

内燃機関の排気微粒子浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-051981
公開番号(公開出願番号):特開平7-259533
出願日: 1994年03月23日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 排気に含まれる微粒子(パティキュレート)を濾過して捕集するフィルタを、内燃機関のどのような運転条件においても再生可能とする。【構成】 フィルタに触媒を担持させた触媒付きフィルタを使用して微粒子を捕集し、低速回転時のように排気ガスの温度が低いためにフィルタの温度Tfil が触媒の活性化温度Tcat (約250°C)よりも低くIの領域にある時に、膨張行程において、その終期よりも比較的早い最適の時期から適量の追加の燃料噴射を開始し、追加噴射された燃料を排気ガス中で燃焼させることによって排気ガスの温度と触媒付きフィルタの温度を上昇させて、触媒を活性化温度Tcat に到達させる。活性化した触媒は膨張行程終期から排気行程にかけてIIの領域のように追加噴射される燃料を酸化し、その反応熱によりフィルタ上に堆積した微粒子を加熱し、燃焼温度(約650°C)に到達させて燃焼させる。
請求項(抜粋):
内燃機関からの排気管路に設けられて排気中の微粒子を捕集すると共に、それ自体に触媒を担持している触媒付きフィルタと、前記触媒付きフィルタの温度を検出するための温度検出手段と、前記温度検出手段が出力する前記触媒付きフィルタの温度信号を処理して、それに相応した制御信号を出力する制御手段と、前記制御手段から出力される制御信号によって前記触媒付きフィルタの上流側へ燃料を噴射して供給する燃料噴射手段とを備えており、しかも、前記制御手段は、捕集された微粒子が堆積している前記触媒付きフィルタの再生時において、前記触媒付きフィルタの温度が前記触媒の活性化温度以下である場合に、前記触媒付きフィルタを活性化させると共に微粒子を燃焼温度に到達させるのに必要な、前記内燃機関の膨張行程および/または排気行程における燃料の噴射時期と噴射量を演算すると共に、算出された前記燃料の噴射時期と噴射量の信号を制御信号として前記燃料噴射手段へ出力するように構成されていることを特徴とする内燃機関の排気微粒子浄化装置。
IPC (5件):
F01N 3/02 321 ,  F01N 3/02 ZAB ,  F01N 3/02 301 ,  F01N 3/24 ZAB ,  F01N 3/36 ZAB
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭57-097011
  • 特開昭61-123709
  • 特開昭49-080415
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審査官引用 (14件)
  • 特開昭57-097011
  • 特開平4-047115
  • 特開昭61-123709
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