特許
J-GLOBAL ID:200903065374171682
コルヒチン誘導体及びその治療的利用
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-512296
公開番号(公開出願番号):特表平10-507169
出願日: 1995年09月27日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】本発明は、抗増殖、抗腫瘍及び抗炎症活性を有する式(1)[式中、Yは-CH2-CH-NH-R3基又は-CH-CH2OR3基であり、他の基は請求の範囲第1項において定義されている通りである]の新規なコルヒチン誘導体に関する。新規な化合物はヒト腫瘍細胞系に対してコルヒチンに匹敵する細胞毒性を有するが、後者と比較して新規な化合物は毒性が少なく、特に通常の薬剤に耐性の細胞系に対してより選択的である。いくつかの化合物はTNF及びインターロイキン2への顕著な活性を有し、従って非常に有力な抗炎症薬である。それらは非経口的、経口的及び局所的投与のために有用な製薬学的調剤に含まれることができる。
請求項(抜粋):
一般式1[式中、Xは酸素又は硫黄原子であることができ;R1及びR2は同一又は異なることができ、炭素数が1〜6の直鎖状もしくは分枝鎖状アルキル基又はシクロアルキル基;又は炭素数が16〜22の飽和もしくは不飽和アシル基、あるいはβ-D-グルコース残基そのまま又は4位及び6位のヒドロキシルが脂肪族もしくは芳香族もしくは複素芳香族アルデヒドとのケタールとして保護されているβ-D-グルコース残基であり;Yは-CH2-CH-NH-R3基であり、そのメチレン基が5位の炭素に結合し、コルヒチンと同じ絶対立体配置を有するメチン基がトロポロン環に結合しているか、あるいは-CH-CH2OR4基であり、そのメチン基が5位の炭素及びトロポロン環に結合し、絶対立体配置Sを有し;R3は炭素数が2〜6であり、1〜3個のハロゲン原子、好ましくはフッ素又は塩素を有するアシル基であるか、あるいは天然のアミノ酸からのアシル基であり、ここでアミノ基は遊離であるか又はトリフルオロアセトアミドもしくはベンズアミドとして保護されていることができ;R4は炭素数が4〜6のジカルボン酸のアシル残基、あるいは天然のアミノ酸からのアシル残基であり、ここでアミノ基は遊離であるか又はトリフルオロアセトアミドもしくはベンズアミドとして保護されていることができるか、あるいはD-グルコース、D-ガラクトース、L-フコース又はL-ラムノースから成るグリコシド残基である]の化合物。
IPC (12件):
C07C 69/40
, A61K 31/12 ADA
, A61K 31/135 ABE
, A61K 31/165
, A61K 31/70 ADU
, C07C 67/08
, C07C 69/42
, C07C 69/44
, C07C233/32
, C07C323/22
, C07C323/41
, C07H 15/248
FI (12件):
C07C 69/40
, A61K 31/12 ADA
, A61K 31/135 ABE
, A61K 31/165
, A61K 31/70 ADU
, C07C 67/08
, C07C 69/42
, C07C 69/44
, C07C233/32
, C07C323/22
, C07C323/41
, C07H 15/248
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