特許
J-GLOBAL ID:200903065375718529

背景差分法を用いた移動体検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-126486
公開番号(公開出願番号):特開平7-336694
出願日: 1994年06月08日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】 画像内の動き検出処理領域で、移動体が存在する入力画像I(i,j)と背景画像B(i,j)の差分絶対値画像D(i,j)上をb×bのブロックを1画素ごとに移動し、各ブロック内の特徴(平均と分散)を検出する。その特徴から移動体存在領域,背景領域を区別し、それら領域ごとに背景の更新の度合いを設定して移動体を背景画像に更新しづらくすることで、良好な動き検出を可能にする。さらに、入力画像の急激な変動を、上記と同じく差分絶対値画像D(i,j)上を移動したブロック内の前記特徴から検出して、背景の更新の度合いを制御し、入力画像の急激な変動に対処する。【構成】 入力画像100を間引きフィルタ101で間引き処理し、処理後の画像と、背景メモリ102に記憶された背景画像とで差分絶対値処理を行う。背景メモリ102の背景画像は、差分絶対値処理部105での処理の後、差分値メモリ106に記録された値を用いて積分制御部103で制御され、背景メモリ102に書き込まれる。
請求項(抜粋):
入力画像I(i,j)から背景画像B(i,j)を引き、その絶対値を取ることで差分絶対値画像D(i,j)を得て、その差分絶対値画像D(i,j)上をb×b(bは整数)のブロックを1画素ごとに移動し、前記ブロック内の分散と平均値を用いて移動体存在領域と背景領域と入力画像急変領域の3つの領域を区別し、背景画像の更新方法を1画素ごとに変えることを特徴とする移動体検出方法。
IPC (2件):
H04N 7/32 ,  G06T 7/20
FI (2件):
H04N 7/137 Z ,  G06F 15/70 410

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