特許

J-GLOBAL ID：200903065380452154

車両の前輪操舵角検出装置及び後輪転舵制御装置

発明者： 中村 哲也 ,  都築 嘉彦 ,  長谷田 哲志
出願人/特許権者： 日本電装株式会社
代理人 (1件)： 足立 勉
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-171248
公開番号（公開出願番号）：特開平6-018255
出願日： 1992年06月29日
公開日（公表日）： 1994年01月25日
要約：

【要約】【目的】 前輪操舵角センサの種々の故障状態を的確に検知することができ、故障発生後も後輪転舵制御を続行することで、ドライバーの予期しない制御の急変を招かない。【構成】 原則としてエンコーダ型前輪操舵角センサの検出値から算出した操舵角θfに基づいて後輪転舵制御を行うシステムにおいて、この操舵角センサから得られるθf*とポテンショ型前輪操舵角センサの検出値から算出した操舵角θe*と、左右車輪速センサの検出値に基づいて算出した推定舵角θx*の三者を比較し、操舵角θf*が他のいずれとも一致しない場合にはエンコーダ型前輪操舵角センサの故障と判定する(ステッフ ゚6230〜6250 )。そして、この場合にはポテンショ型前輪操舵角センサの検出値から算出した操舵角θaにて後輪転舵制御を続行する(ステッフ ゚6280 )。なお、センサ切り換えの際には切り換え前後で徐々に値が変化する様に制御する(ステッフ ゚6300〜6360 )。

請求項（抜粋）：

それぞれが異なる方式で前輪操舵角を検出する少なくとも3個以上の前輪操舵角検出手段と、該3個以上の前輪操舵角検出手段のいずれかの検出する前輪操舵角を検出出力とする前輪操舵角出力手段と、前記3個以上の前輪操舵角検出手段がそれぞれ検出した前輪操舵角同士を比較して、各前輪操舵角の一致関係を判定する一致関係判定手段と、該一致関係判定手段が、現在、前輪操舵角出力手段による検出出力とされている前輪操舵角検出手段の検出結果が他の前輪操舵角検出手段のいずれの検出結果とも一致しないと判定する場合には、該検出出力を与えている前輪操舵角検出手段に異常があると判定する異常判定手段とを備えることを特徴とする車両の前輪操舵角検出装置。

IPC (7件)：

G01B 21/22 ,  B62D 6/00 ,  B62D101:00 ,  B62D105:00 ,  B62D109:00 ,  B62D113:00 ,  B62D137:00