特許
J-GLOBAL ID:200903065394411884

果実及び果菜類熟度判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-029634
公開番号(公開出願番号):特開平7-239320
出願日: 1994年02月28日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 熟度判定作業を容易とし、打音信号のS/N比の向上を図るとともに、熟度の判定を容易とすること。【構成】 熟度状態の判定が行われる際、角度検出部19によって被検体14に対しての衝撃発生状態が適切であるか否かが判断されるようになっており、適切であると判断された場合に限り、判定制御部21による制御によって熟度判定が行われる。また、台座13と被検体14に対して衝撃を与える衝撃球16aとが振動伝搬的に分離されているので、被検体14に対して衝撃が与えられる際、その衝撃による振動が台座13に伝わらないため、マイクロホン17によってノイズの重畳されていない振動音のみが取り込まれる。したがって、熟度判定作業を容易とし、打音信号のS/N比の向上を図るとともに、熟度の判定を容易とすることができる。
請求項(抜粋):
検査装置部及び判定装置部を備え、果実及び果菜類の被検体を叩いたときに発生する振動音をとらえることにより前記被検体の熟度を判定する果実及び果菜類熟度判定装置において、前記検査装置部の検査装置本体には、前記被検体に対して衝撃を与えることにより前記振動音を発生させる振動音発生手段と、この振動音発生手段による前記被検体に対しての衝撃発生状態が適切であるか否かを判断する衝撃発生状態判断手段と、前記被検体の重量を測定する重量測定手段と、前記被検体の発生する振動音をとらえるマイクロホンとが設けられ、前記判定装置部の判定装置本体側には、前記マイクロホンを通して得られた前記被検体の発生する振動音の信号をディジタル信号に変換するA/D変換手段と、このA/D変換手段によって変換されたディジタル信号に基づいて前記被検体の固有の振動値を求めるとともに、前記重量測定手段によって測定された重量情報に基づいて前記固有の振動値を補正し、この補正された固有の振動値に基づき前記被検体の熟度状態を判定する熟度判定手段と、前記衝撃発生状態判断手段による判断結果が適切である場合に限り、前記熟度判定手段による熟度判定を行わせる判定制御手段と、この熟度判定手段によって判定された判定結果を出力する出力手段とが設けられていることを特徴とする果実及び果菜類熟度判定装置。
IPC (3件):
G01N 29/12 ,  B06B 1/10 ,  G01N 33/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-012551
  • 特開平2-310465

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