特許
J-GLOBAL ID:200903065397183319

電波低反射特性を有する熱線遮蔽ガラス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 栄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-038063
公開番号(公開出願番号):特開平5-238779
出願日: 1992年02月25日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【構成】透明ガラス基板の片側面に、10〜70nm膜厚のSUS 酸化物薄膜の第1層と、該層上に30〜70nm膜厚のCr酸化物薄膜の第2層を被膜積層した電波低反射特性を有する熱線遮蔽ガラス。並びに前記第1層の下地層として、5〜25nm膜厚のCrの窒化物薄膜を、或いは5〜20nm膜厚のTi又はTa或いはSnの酸化物薄膜をアンダーコートしたもの。更に又これらに5〜30nm膜厚のTi又はTa或いはSnの酸化物薄膜をオーバーコートしたもの。又前記被膜した熱線遮蔽性能膜のシート抵抗値が10KΩ/口以上で、かつガラス面側からの反射色調がゴールド系色調を呈するもの。【効果】例えばガラスと同程度に電波を効率よく透過させ、高層建築物等に用いてTV映像でのゴースト現象をなくする等電波障害を防ぎ、しかも断熱性能を有し冷暖房効果をより向上せしめ、かつガラス面反射色調がゴールド系色調、膜面反射色がニュートラル、比較的低透視性等、より美観を呈し、環境に優しく、高居住性となる。
請求項(抜粋):
透明なガラス基板の一方の表面に、膜厚が10〜70nmのSUS の酸化物薄膜である第1層と、該第1層の上に、膜厚が30〜70nmのCrの酸化物薄膜を第2層として被膜積層したことを特徴とする電波低反射特性を有する熱線遮蔽ガラス。
IPC (3件):
C03C 17/34 ,  C03C 4/08 ,  C23C 14/08

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