特許
J-GLOBAL ID:200903065398651871
無線装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-368791
公開番号(公開出願番号):特開2004-201131
出願日: 2002年12月19日
公開日(公表日): 2004年07月15日
要約:
【課題】強力な誤り訂正符号を適用出来ない3kHz程度の狭帯域通信路でデータ/音声の同時通信を行う際、各情報源の要求回線品質に応じた変調方法を提供する。【解決手段】雑音耐性が弱いデータに対し信号間距離を広く、雑音耐性が強い音声に対し信号間距離を狭く設定する。例えば、8PSKの信号点配置において、データビット列と符号化音声情報ビット列の通信速度の比を2:1とし、上位2ビットをデータに、下位1ビットを音声の信号系列に夫々に割り当てる。また、データ通信を行わないときは変調方式をBPSKに切替えて音声の通信を行い、逆に音声通信を行わないときは変調方式を例えばπ/4シフトQPSKに切り替えてデータの通信を行う。受信側での変調方式の切替えの検出は、フレーム先頭にありBPSKで変調されるユニークワードに含まれる切替え制御情報により行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
1回線でデータビット列及び符号化音声情報ビット列を多重化して伝送する無線装置であって、
入力されるデータビット列及び符号化音声情報ビット列を多重化して出力する多重化手段と、
該多重化手段で多重化されたビット列を所定の長さに区切り、送受間にて既知のパターンを挿入してフレームを構成するフレーム生成手段と、
該フレーム毎に前記ビット列をシンボル列に変換した後、送受間で所定のマッピングパターンにて信号空間にマッピングしI相、Q相の信号を出力する信号空間マッピング手段と、
上記信号空間マッピング手段の出力であるI相、Q相の信号にそれぞれフィルタリングを施すフィルタ手段と、
該フィルタリングされたI相、Q相の信号に所定の周波数の正弦波とそれを90度移相した信号をそれぞれ乗算した後、加算し送信信号を生成する直交変調手段と、を備え、
前記マッピングパターンは、前記データビット列の相違に対しては信号間距離を大きく、前記符号化音声情報ビット列の相違にしては信号間距離を小さく配置することを特徴とする無線装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
5K004AA01
, 5K004AA05
, 5K004BA02
, 5K004FA07
, 5K004FE11
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