特許
J-GLOBAL ID:200903065401430849
空気入りラジアルタイヤ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-309040
公開番号(公開出願番号):特開平6-156011
出願日: 1992年11月18日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】 低燃費性を向上させると共に耐偏摩耗性の向上をもはかることのできる空気入りラジアルタイヤを提供すること。【構成】 内圧0.5kg/cm2のときのカーカスライン形状を、タイヤ赤道面上の曲率半径をR1、ベルト最大幅位置の曲率半径をR2、タイヤ最大幅位置の曲率半径をR3としたときに、R1≧R2≧R3とする。正規内圧充填時には、カーカス最大幅位置近傍が内側へ凹むように変形し、ショルダー部がタイヤ外側に向かって凸となるように変形し、ショルダー部の成長が大きくなってベルトの張力負担が大きくなる。これによりベルト剛性が高くなり、接地時のベルトのつぶれが小さくなって、走行時のロスが低減されて低燃費性が向上する。また、ショルダー部の成長が大きくなることにより、クラウン半径の変化が抑制され、偏摩耗が抑制される。
請求項(抜粋):
少なくとも2層以上のベルトを含む空気入りラジアルタイヤにおいて、内圧0.5kg/cm2のときのカーカスライン形状が、カーカス最大幅をW、ベルト最大幅をw、カーカスのタイヤ半径方向最内位置からのカーカス高さをH、カーカスのタイヤ半径方向最内位置からのカーカス最大幅位置の高さをh、タイヤ赤道面上の曲率半径をR1、ベルト最大幅位置の曲率半径をR2、タイヤ最大幅位置の曲率半径をR3としたときに、2.0w≧W≧1.4w、0.95H≧h≧0.65H、R1≧R2≧R3、を満足することを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
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