特許
J-GLOBAL ID:200903065401608966

血栓溶解酵素

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-247057
公開番号(公開出願番号):特開平6-046851
出願日: 1992年07月31日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 この発明は新規の血栓溶解醇素とその取得法、及び該血栓溶解酵素を血栓予防剤に応用しようとするものである。【構成】 カツオ塩辛(酒盗)又はカツオ内臓からの酵素の抽出、精製方法とその物理化学的性質、及び血栓溶解効果の高い飲食品あるいは腸溶カプセル等を調整する。
請求項(抜粋):
カツオ塩辛(酒盗)又はカツオ内臓から抽出され、下記の特性を有することを特徴とする血栓溶解酵素。(イ) 分子量:約20,000〜50,000 (Zymography法による)。(ロ) 等電点:5.0±0.5(ハ) N末端アミノ酸配列:I-V-G-G-Y-E-Q-Z-A-H-S-Q-P-H-Q-V-L-N-S-G-Y-H-F-というこれまでに報告のないN末端アミノ酸配列を持つ。(ニ) 熱安定性:pH7.4で50°C、10分間保持しても安定。(ホ) 基質特異性:フィブリンに対する強い分解活性と共に、合成基質であるpyro-Glu-Gly-Arg-pNA、H-D-Phe-Pip-Arg-pNA、H-D-Ile-Pro-Arg-pNAに対する強い分解活性を有する。(ヘ) 阻害剤の影響:ジイソプロピルフルオロホスフェート、大豆トリプシンインヒビター、牛膵臓トリプシンインヒビター、又はアプロチニンで強く阻害される。
IPC (3件):
C12N 9/64 ,  A61K 35/60 ,  A61K 37/54 ACB

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