特許
J-GLOBAL ID:200903065428622537

塩ビ製小口径マンホ-ル等に用いる保護カバ-

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 吉彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-101042
公開番号(公開出願番号):特開平10-280460
出願日: 1997年04月02日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 塩ビ製小口径マンホ-ル用保護カバ-の加工費を節減する。【解決手段】 本件の保護カバ-5Aは、上面に滑止めした鋳物製蓋7と、この蓋を支持する棚6aをもつ鋳物製リング部14と、このリング部14と別体であるが嵌着した筒部13と、この筒部13を支持する沈下防止板9Aと、からなっている。この蓋7をリング部14にすきまばめ的に嵌合させる代りに、蓋7の下面周辺と棚6aの上面とにロ-レット加工を施して、蓋7の回止めをしたので、このロ-レット加工は、鋳物の鋳込寸法誤差を考えることなく、ラフ加工ですみ、加工費や不良率を低くすることができる。
請求項(抜粋):
塩ビ製小口径マンホ-ル等の点検筒の上端に内蓋を開閉自在に設け、該内蓋を、地表と一致する保護カバ-で被覆し、該保護カバ-を前記点検筒に遊嵌した沈下防止板で支持することにより、内蓋にかかる荷重を肩代わりする保護カバ-にあって、前記保護カバ-を、上面に滑り止めを形成した円板状鋳鉄製蓋と、該蓋を支持する棚部を一体にもつ鋳鉄製蓋嵌合リング部と、該鋳鉄製蓋嵌合リング部を一体または別体にもつ筒体と、で構成した塩ビ製小口径マンホ-ル等に用いる保護カバ-において、前記蓋の下面周辺部近傍と、前記棚部上面近傍と、にそれぞれ凹凸加工を施して噛み合せ、蓋の外周面と蓋嵌合リング部の内周面とを「すきまばめ」的に嵌合させて、それぞれの表面削り加工を省くと共に、蓋と蓋嵌合リング部との相対回動を防止したことを特徴とする塩ビ製小口径マンホ-ル等に用いる保護カバ-。

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