特許
J-GLOBAL ID:200903065449324668

ガラス板製造方法およびガラス板製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 田中 秀佳 ,  白石 吉之 ,  城村 邦彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-294125
公開番号(公開出願番号):特開2009-120418
出願日: 2007年11月13日
公開日(公表日): 2009年06月04日
要約:
【課題】円滑に流動すべき帯状ガラス流等がその目的に反して冷却されて固化されるという事態を回避した上で、バスの天井壁等に堆積した揮発性物質が剥離落下する事態及びこれに起因してガラス板上面に微小欠点が発生する事態を可及的に低減する。【解決手段】底部が溶融金属で充たされ且つ上部空間が還元性の雰囲気ガスで覆われたバス2に、上流側端部の入口3から溶融ガラスGを流し込み且つ溶融金属上に浮遊させた状態で下流側に流動させて、下流側端部の出口4から板状のガラスG1として搬出させるに際して、バス2の上部空間を、上下流方向に対して複数の圧力制御ゾーンa、b、c、dに仮想区画すると共に、これら複数の圧力制御ゾーンにおける雰囲気ガスの各圧力値を、バス全体として上流側が下流側よりも相対的に高くなるように設定し、且つそれらの各圧力値を各圧力制御ゾーン毎の設定目標値に維持させる制御を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
底部が溶融金属で充たされ且つ上部空間が還元性の雰囲気ガスで覆われたバスに、その上流側端部の入口から溶融ガラスを流し込み、該溶融ガラスを前記溶融金属上に浮遊させた状態で下流側に流動させて帯状のガラス流を形成した後、該帯状のガラス流を冷却固化させて、その下流側端部の出口から板状のガラスとして搬出させるガラス板製造方法において、 前記バスの上部空間を、上下流方向に対して複数の圧力制御ゾーンに仮想区画すると共に、これら複数の圧力制御ゾーンにおける雰囲気ガスの各圧力値を、バス全体として上流側が下流側よりも相対的に高くなるように設定し、且つ前記各圧力値を各圧力制御ゾーン毎の設定目標値に維持させる制御を行うことを特徴とするガラス板製造方法。
IPC (1件):
C03B 18/20
FI (1件):
C03B18/20
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特公昭47-1473号公報
  • 特公昭49-5605号公報
審査官引用 (2件)

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