特許
J-GLOBAL ID:200903065455472091

連続重縮合装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-064095
公開番号(公開出願番号):特開平9-255789
出願日: 1996年03月21日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】本発明は、比較的簡単な構造の撹拌翼により本体内の被処理液を薄膜状態に長く保持させて良好な表面更新を行い、品質の良い重合物を効率良く反応させる連続重縮合装置及び連続重縮合方法を提供することにある。【解決手段】横型の円筒状容器本体(1)長手方向に本体の内側に近接して回転する撹拌ロータ(4)を設け、この撹拌ロータの内部に多孔円板と渦巻き状の金網構成物(15)により低粘度側の撹拌部材を形成し、高粘度側の車輪形円板にはかきとり板を取り付け、本体の内側全面をかきとる複数個のかきとり板(10)を取り付け、撹拌ロータの両端に支持部材を介して回転支持用の軸(3a、3b)を取り付け、撹拌ロータの回転中心に軸等の部材を取り付けない構造とすることにより達成される。本体内の被処理液は金網表面で薄膜化し、さらに渦巻き状に形成された金網を通ることによる分散及び自由落下作用を受け、これにより十分な表面更新作用を得ることができ、品質の良い重合物を効率良く生産することができる。
請求項(抜粋):
実質的に横型の円筒状容器本体長手方向の一端下部及び多端下部にそれぞれ被処理液の入口及び出口を有し、本体の上部に揮発物の出口を持ち、本体内部の長手方向に本体の内側に近接して回転する撹拌ロータを設けた装置において、本体内部の撹拌ロータが複数個の多孔円板、多孔円板を連結する複数個の連結部材、及び多孔円板外周部側面に円板面に対し垂直方向に設けたかきとり部材で構成され、該多孔円板間の一部分が金網状の部材で中心部に空間を有した渦巻き状の構造物を設けて構成され、撹拌ロータの中心部に回転シャフトを持たないことを特徴とする連続重縮合装置。
IPC (2件):
C08G 85/00 NVC ,  C08G 63/78 NLN
FI (2件):
C08G 85/00 NVC ,  C08G 63/78 NLN

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