特許
J-GLOBAL ID:200903065466925039

曲げ加工性に優れた高強度銅合金及びその製造方法及びそれを用いた端子・コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2001011483
公開番号(公開出願番号):WO2002-053790
出願日: 2001年12月26日
公開日(公表日): 2002年07月11日
要約:
銅合金、特にりん青銅において、曲げ加工性が優れた高強度の材料を提供することを目的とし、引張強さと0.2%耐力との差が80MPa以内である、最終冷間圧延された銅合金であって、425°Cで10000秒間焼鈍した後の平均結晶粒径(mGS)が5μm以下且つ該平均結晶粒径の標準偏差(σGS)が1/3×mGS以下である特性を有する組織制御を行うことにより曲げ加工性に優れた高強度銅合金が得られる。冷間圧延・焼鈍条件を調整し、最終圧延後における各特性値間の相関を調査することにより、粒界強化と転位強化とによる複合効果と推定される特性の改善を安定的に得る。加工度45%以上で冷間圧延後、最終焼鈍して平均結晶粒径(mGS)を3μm以下そして該結晶粒径の標準偏差(σGS)を2μm以下とし、続いて加工度10〜45%の最終冷間圧延を施す。
請求項(抜粋):
引張強さと0.2%耐力との差が80MPa以内である、最終冷間圧延された銅合金であって、該銅合金が425°Cで10000秒間焼鈍した後の平均結晶粒径(mGS)が5μm以下且つ該平均結晶粒径の標準偏差(σGS)が1/3×mGS以下である特性を有することを特徴とする曲げ加工性に優れた高強度銅合金。
IPC (2件):
C22C9/02 ,  C22F1/08
FI (3件):
C22C9/02 ,  C22F1/08 B ,  C22F1/08 J

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