特許

J-GLOBAL ID：200903065468257017

複写不能用紙

発明者： 前川 博一
出願人/特許権者： 大日本印刷株式会社
代理人 (1件)： 青山 葆 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-174514
公開番号（公開出願番号）：特開平6-079992
出願日： 1993年07月14日
公開日（公表日）： 1994年03月22日
要約：

【要約】【目的】 複写濃度がたとえ薄い場合であっても機密にすべき記録情報の複写部分が判読不能又は判読困難になるようにした複写不能用紙を提供する。【構成】 白紙印刷面に第1機密領域2と第2機密領域3とがある。第1機密領域2は光反射性インキで印刷をしている。第2機密領域3には光吸収性インキ印刷層3を施している。光吸収性インキ印刷層3は網点印刷模様の背景部6と、背景部全面に散在しかつベタ印刷の地紋5とを含んでいる。複写濃度が十分濃い場合には、光吸収性インキ印刷層3に対応する複写部分は十分黒くなる。また、複写濃度がやや薄い場合には光吸収性インキ印刷層3の背景部は十分黒くなくともその地紋5の対応複写部分が十分黒くなる。さらに、複写濃度がかなり薄い場合には、第1機密領域の見出し項目が全く複写されないことになる。

請求項（抜粋）：

白紙印刷面の全面又は所定の機密領域に光吸収性インキ印刷層(3)を施してなり、光吸収性インキ印刷層(3)は、網点による背景部(6)と、背景部全面に散在しかつベタによる地紋(5)とを含む版で印刷されていることを特徴とする複写不能用紙。

IPC (3件)：

B42D 15/10 531 ,  B41M 3/14 ,  G03G 21/00

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭55-046993
  
• 特開昭55-046993