特許
J-GLOBAL ID:200903065471224855

レプリケーション方法、レプリケーションツール、および、レプリケーションサーバ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-334333
公開番号(公開出願番号):特開平11-167510
出願日: 1997年12月04日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】ディレクトリデータのレプリケーションを行うディレクトリシステムにおいて、コンシューマ側のディレクトリサーバが、任意の時点で取ってあるバックアップを使用して、レプリカデータの再構築を行うことを可能とする。【解決手段】コンシューマ側のディレクトリサーバが管理するレプリカデータ9c中に、レプリケーションサービス10′が行ったレプリケーションによって最後に変更されたエントリを特定するための情報10cを記録するようにする。そこで、レプリケーションサービス10′は、この情報10cに基づいて、次にレプリケーションを行うべきエントリを知ることができるので、サプライヤ側のディレクトリサーバが管理するマスタデータ9sと、レプリカデータ9cとの差分を認識することができ、従って、バックアップを使用したレプリカデータ9cの再構築時に、この差分についてのみレプリケーションを行うことができる。
請求項(抜粋):
ディレクトリデータのマスタデータを管理し、上記マスタデータを変更した際の操作の履歴情報を記憶保持する第1のディレクトリサーバと、上記マスタデータの複製であるレプリカデータを管理する1つ以上の第2のディレクトリサーバとが、少なくともネットワークで接続されたディレクトリシステムにおいて、上記マスタデータと上記レプリカデータとを同一の内容に保つレプリケーション方法であって、上記第1のディレクトリサーバ、および、上記ネットワークに接続される別のサーバのうちのいずれか一方のサーバ(以下、「レプリケーションサーバ」と称す。)は、上記第1のディレクトリサーバが記憶保持している履歴情報のうちから、処理対象となる履歴情報を取得し、取得した履歴情報に対応する操作と同一の操作を上記レプリカデータについて行う旨を要求するディレクトリアクセス要求(以下、「レプリケーション要求」と称す。)を、上記第2のディレクトリサーバへ発行し、上記レプリケーション要求に従って行われた上記第2のディレクトリサーバの操作が成功した場合に、該操作に対応する履歴情報を特定するための識別情報を、該第2のディレクトリサーバが管理するレプリカデータ中に記録し、上記第1のディレクトリサーバが記憶保持している履歴情報のうちから、処理対象となる履歴情報を取得する際に、上記第2のディレクトリサーバが管理するレプリカデータ中に記録されている識別情報を参照して、取得すべき履歴情報を決定することを特徴とするレプリケーション方法。
IPC (3件):
G06F 12/00 533 ,  G06F 12/00 531 ,  G06F 15/00 320
FI (3件):
G06F 12/00 533 J ,  G06F 12/00 531 D ,  G06F 15/00 320 D

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