特許
J-GLOBAL ID:200903065481289700
ガスコンプレッサー制御装置およびガスタービンプラント制御機構
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
光石 俊郎
, 光石 忠敬
, 田中 康幸
, 松元 洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-265138
公開番号(公開出願番号):特開2004-100612
出願日: 2002年09月11日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
【課題】負荷遮断や負荷脱落が発生しても、ガスタービン入口での燃料ガス圧力の上昇を防止する。【解決手段】ガスコンプレッサー4により昇圧された燃料ガスは、燃料ガス配管3Aを介してガスタービン2に供給される。ガスタービン制御装置100は圧力制御弁5と流量制御弁6の開閉制御をしてガスタービン2への燃料ガス流量を調整している。ガスコンプレッサー制御装置200は、リサイクル弁8とIGV9の開閉制御をして、ガスコンプレッサー出口での燃料ガス圧力P1 の制御をしている。負荷遮断や負荷脱落が発生すると、ガスコンプレッサー制御装置200は、先行的にリサイクル弁8を開くと共に先行的にIGV9を閉める。これにより、ガスコンプレッサー出口での燃料ガス圧力P1 の上昇を防止して、ガスタービン入口での燃料ガス圧力P2 の上昇を抑えることができ、安定運転ができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ガスコンプレッサーの出口からガスコンプレッサーの入口に燃料ガスを戻すリサイクル管に介装されたリサイクル弁の開度制御と、前記ガスコンプレッサーに備えた入口案内翼の開度制御をするガスコンプレッサー制御装置であって、
前記ガスコンプレッサー制御装置は、
ガスコンプレッサー出口での燃料ガス圧力( P1 )と予め設定した燃料ガス供給圧力設定値(P0 )との偏差を基に、リサイクル弁用通常開度指令(r1 )と入口案内翼用通常開度指令(i1 )を演算する演算機能部と、
前記ガスコンプレッサーから燃料ガスが供給されるガスタービンにより回転駆動される発電機の実際の出力である実発電機出力(W1 )と、この実発電機出力(W1 )を1次遅れ演算した1次遅れ実発電機出力(W1 ’)との偏差を基に、リサイクル弁用先行開度指令(r2 )と入口案内翼用先行開度指令(i2 )を演算する演算機能部とを有しており、
通常運転時には、リサイクル弁用通常開度指令(r1 )の値を基に前記リサイクル弁の開度制御を行うと共に、入口案内翼用通常開度指令(i1 )の値を基に前記入口案内翼の開度制御をし、
負荷急落時には、リサイクル弁用通常開度指令(r1 )にリサイクル弁用先行開度指令(r2 )を加えた値を基に前記リサイクル弁の開度制御を行うと共に、入口案内翼用通常開度指令(i1 )に入口案内翼用先行開度指令(i2 )を加えた値を基に前記入口案内翼の開度制御をすることを特徴とするガスコンプレッサー制御装置。
IPC (3件):
F02C9/30
, F02C9/28
, F04D29/56
FI (3件):
F02C9/30
, F02C9/28 C
, F04D29/56 C
Fターム (7件):
3H034AA02
, 3H034AA16
, 3H034BB03
, 3H034CC03
, 3H034DD07
, 3H034EE00
, 3H034EE15
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
ガスタービン制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-257178
出願人:川崎重工業株式会社
-
特開昭62-197694
前のページに戻る