特許
J-GLOBAL ID:200903065484211124
処理管理システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
守山 辰雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-195486
公開番号(公開出願番号):特開平10-021092
出願日: 1996年07月05日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 処理にかかる実行時間の分かっていない場合でも、優先度逆転への対応において、実行優先度にできるだけ忠実に処理を実行させるとともに、計算機資源の無駄を省いて効率よく処理を実行させる。【解決手段】 優先度逆転検出部6が実行途中の2つの処理についての実行状態を管理することにより当該2つの処理間で優先度逆転が発生していることを検出し、検出したことに基づいて、優先度逆転対応部7が比較的高い実行優先度が指定された第1処理と比較的低い実行優先度が指定された第2処理との実行優先度の差を算出する。次いで、算出された実行優先度差と予め設定された規定値とを比較し、実行優先度差が規定値未満と判定された場合には、第2処理の実行優先度を第1処理の実行優先度以上にして処理実行部5cに第2処理を実行させる一方、実行優先度差が規定値以上と判定された場合には、第2処理をアボートする。
請求項(抜粋):
処理を実行する処理実行部を備え、指定された実行優先度に従って処理実行部が処理を実行する処理管理システムにおいて、実行途中の2つの処理についての実行状態を管理することにより当該2つの処理間で優先度逆転が発生していることを検出する優先度逆転検出部と、優先度逆転検出部が優先度逆転を検出したことに基づいて、比較的高い実行優先度が指定された第1処理と比較的低い実行優先度が指定された第2処理との実行優先度の差を算出する優先度差算出部と、算出された実行優先度差と予め設定された規定値とを比較する優先度差判定部と、優先度差判定部により実行優先度差が規定値未満と判定されたことに基づいて、第2処理の実行優先度を第1処理の実行優先度以上にして処理実行部に第2処理を実行させる実行制御対応部と、優先度差判定部により実行優先度差が規定値以上と判定されたことに基づいて、第2処理をアボートするアボート対応部と、を備えたことを特徴とする処理管理システム。
前のページに戻る