特許

J-GLOBAL ID：200903065495981088

電力系統の安定化装置

発明者： 佐藤 正弘
出願人/特許権者： 株式会社東芝
代理人 (1件)： 石井 紀男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-090777
公開番号（公開出願番号）：特開平6-284578
出願日： 1993年03月25日
公開日（公表日）： 1994年10月07日
要約：

【要約】【目的】 電力系統の安定化装置において、しきい値を用いずに、脱調現象を検出できるようにする。【構成】 本電力系統の安定化装置は、電力系統の連系点における有効電力と電流実効値とを所定周期で測定する測定部と、測定部において順次測定された複数の有効電力から当該有効電力の増減傾向を検出する電力傾向検出部と、測定部において順次測定された複数の電流実効値から当該電流実効値の変化傾向を検出する電流傾向検出部と、電力系統の定常状態における定常有効電力Poと測定部で順次測定される各有効電力との大小関係を判定する電力レベル判定部と、有効電力の増減傾向と、電流実効値の増減傾向と、有効電力と定常有効電力Poの大小関係に基づいて、電力系統に脱調現象が生じているか否か検出する脱調検出部とを具備してなる。

請求項（抜粋）：

電力系統の連系点において時々刻々と測定した有効電力と電流の実効値についての時系列的な増加・減少の関係、及び有効電力の定常状態における測定値と、電力系統の動揺中に時々刻々と測定した前記測定値との大小関係から連系点の両側の発電機群の間に脱調が生じたか否かを判定する判定部を有することを特徴とする電力系統の安定化装置。