特許
J-GLOBAL ID:200903065506717000

流入水ゲートを有する廃水処理タンクおよび外方に広がる部分を有する予備反応帯域部

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-572161
公開番号(公開出願番号):特表2002-525205
出願日: 1999年09月28日
公開日(公表日): 2002年08月13日
要約:
【要約】流入水ゲート24を有する廃水処理タンクおよび外方に広がる部分を有する予備反応帯域部。流入水は、乱流を誘導する流入水ゲートを通過し、曝気を生じ、流速を低下させる。流入水が流入水ゲート・ハウジング20から流れ出すとき、流速が水溜の廃水の水面と接触することによってさらに低減され、そして、流入水流の流れが流入水ゲート底30によって横方向に向けられる。水溜の底42から離間された予備反応帯域部ディレクタ34は、流入水ゲート・ハウジングを包囲し、外方広がり下方部分またはフラップ38を利用して、流速をさらに低減し、層流を促進する。これは、沈澱スラッジ・ブランケットの最少乱れを生じ、それが天然生物学的フィルタとして作用することを許し、良質の上清を生じる。
請求項(抜粋):
底を有する水溜と、流入水を受けるように前記水溜に装着された底部を有する流入水ゲート・ハウジングと、該流入水ゲート・ハウジングの内側に装着された流入水ゲートと、前記流入水ゲート・ハウジングの下で前記水溜に装着された流入水ゲート底と、前記流入水ゲート・ハウジングを少なくとも部分的に包囲する下方部分を有する予備反応帯域部ディレクタとからなり、前記流入水が前記流入水ゲートを超えて流れ、前記流入水ゲートが前記流入水に乱流と曝気とをつくり、前記流入水の流速を低減し、前記流入水ゲート・ハウジングの底部を出る流入水が横方向に向けられ、前記予備反応帯域部ディレクタは前記水溜の内側ではあるが前記予備反応帯域部ディレクタの外側に主反応帯域を画定し、前記予備反応帯域部ディレクタの前記下方部分が前記水溜の底から離間され、かつ、前記下方部分と前記底との間に接触帯域を画定し、前記予備反応帯域部ディレクタが流入水の流速を低減し、かつ、前記接触帯域をかいして前記主反応帯域まで層流様式で前記流入水の流れを向け、前記流入水が前記主反応帯域でスラッジを乱しかつ沈澱することを回避し、前記沈澱スラッジを通して濾過することによって上清を生成し、沈澱、好気性処理、嫌気性処理、および濾過がすべて単独の水溜でなされる、流入水を処理する装置。
IPC (3件):
C02F 3/30 ZAB ,  B01D 21/08 ,  C02F 3/24
FI (3件):
C02F 3/30 ZAB A ,  B01D 21/08 C ,  C02F 3/24 A
Fターム (3件):
4D029AA11 ,  4D040BB07 ,  4D040BB65
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭56-010394
  • 特開平2-033438
  • 特開平2-265698
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審査官引用 (5件)
  • 特開昭56-010394
  • 特開平2-033438
  • 特開平2-265698
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