特許
J-GLOBAL ID:200903065509803730

希土類金属錯体触媒を用いる不斉エポキシ化反応

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-279226
公開番号(公開出願番号):特開平10-120668
出願日: 1996年10月22日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】希土類金属錯体触媒を用いる新規な不斉エポキシ化反応を提供。【解決手段】 式(1)【化1】[式中、R1、R2、R3及びR4は、水素原子、C1-10アルキル基、C3-10シクロアルキル基、C2-10アルケニル基、C2-10アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C6-10芳香族基、複素環基、C6-10芳香族オキシ基又はNRaRbを意味するか、R1、R2、R3及びR4のうちの2つが、それらの結合する炭素原子と一緒になって5〜9員炭素環式基を意味する。]で表されるカルボニル基に隣接する炭素-炭素二重結合を持つ化合物を、光学活性ジヒドロキシ化合物又は光学活性1,3-ジケト化合物と希土類金属アルコキシドより調製される錯体触媒の存在下、ヒドロパーオキシド化合物で不斉エポキシ化する方法。
請求項(抜粋):
式(1)【化1】[式中、R1、R2、R3及びR4は、それぞれ独立に、水素原子、C1-10アルキル基、C3-10シクロアルキル基、C2-10アルケニル基、C2-10アルキニル基、C1-10アルコキシ基{該アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキニル基及びアルコキシ基は、いずれもハロゲン原子、水酸基、C1-10アルコキシ基、NRaRb(Ra及びRbは、それぞれ独立して、水素原子、C1-10アルキル基又はC6-10芳香族基を意味する。)、SRc(Rcは、Raと同じ意味を示す。)、C6-10芳香族基又は複素環基で任意に置換されていても良い。}、C6-10芳香族基、複素環基、C6-10芳香族オキシ基(該芳香族基、複素環基及び芳香族オキシ基は、いずれもC1-10アルキル基、C1-10アルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、水酸基、シアノ基、C2-11アルコキシカルボニル基、C2-11アルカノイル基、アミノ基、N-モノC1-10アルキルアミノ基、N,N-ジC1-10アルキルアミノ基、カルバモイル基、N-モノC1-10アルキルカルバモイル基、N,N-ジC1-10アルキルカルバモイル基、アミノC1-10アルキル基、N-モノC1-10アルキルアミノC1-10アルキル基及びN,N-ジC1-10アルキルアミノC1-10アルキル基よりなる群から選ばれる1〜3個の同一又は異なる置換基を有していても良い。)、又はNRaRb(Ra及びRbは、前記に同じ。)を意味するか、R1、R2、R3及びR4のうちの2つが、それらの結合する炭素原子と一緒になって5〜9員炭素環式基を意味する。]で表されるカルボニル基に隣接する炭素-炭素二重結合を持つ化合物を、光学活性ジヒドロキシ化合物又は光学活性1,3-ジケト化合物と希土類金属アルコキシドより調製される錯体触媒の存在下、ヒドロパーオキシド化合物で不斉エポキシ化する方法。
IPC (6件):
C07D301/19 ,  B01J 31/22 ,  C07B 53/00 ,  C07D303/32 ,  C07B 61/00 300 ,  C07M 7:00
FI (5件):
C07D301/19 ,  B01J 31/22 Z ,  C07B 53/00 B ,  C07D303/32 ,  C07B 61/00 300

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