特許
J-GLOBAL ID:200903065513527993

PHSデータ通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 喜平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-179671
公開番号(公開出願番号):特開平10-028086
出願日: 1996年07月09日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 PHSにあって低速の通信速度用の回路素子(LSI)を使用して高速データ転送を行うとともに、伝送路上でのデータエラーの発生確率を低減して、コストを低減し、かつ、高速及び高品質のデータ通信を可能にする。【解決手段】 通信要求に対して無線通信制御部8が未使用の二つの周波数を有すると判断した際に、チャネルコーディック部4及びPLL部7を制御して、二つの異なる周波数での異なるタイムスロットを選択する。未使用の周波数が無く、かつ、使用されている周波数で未使用のタイムスロットが有るとともに、さらに異なる周波数での異なるタイムスロットの組み合わせが有る場合に、その異なる周波数の異なるタイムスロットを選択する。この選択によって無線通信制御部8がPLL部7に対して、選択した周波数で動作するように、その制御を行い、かつ、チャネルコーディック部4に対しては送信用のタイムスロットを使用する制御を行って、この送受信タイミングでデータ送信(受信)を行う。
請求項(抜粋):
無線送受信手段、変復調手段、コーディック手段、多重化手段、データ転送プロトコル制御手段及び前記無線送受信手段に対して1スロット単位で前記無線送受信手段での周波数を切り替える制御を行うとともに、前記コーディック手段へのタイムスロットの設定を制御する無線通信制御手段とを備えて、複数の通信速度における選択した高速の通信速度でデータ転送を行うPHSデータ通信装置にあって、前記無線送受信手段、変復調手段、コーディック手段、多重化手段及びデータ転送プロトコル制御手段を備える低い通信速度の回路素子を使用し、かつ、無線通信制御手段による前記無線送受信手段及び前記コーディック手段の制御によって、異なる複数の周波数の異なる複数のタイムスロットを組み合わせ、この組み合わせた複数のタイムスロットで高速の通信速度によるデータ転送を行うことを特徴とするPHSデータ通信装置。
IPC (2件):
H04B 7/26 ,  H04J 4/00
FI (2件):
H04B 7/26 P ,  H04J 4/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-050926

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