特許
J-GLOBAL ID:200903065534533322

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-264068
公開番号(公開出願番号):特開平9-107058
出願日: 1995年10月12日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 低コストで蒸気冷媒の流れと凝縮液の流れとを分離できる沸騰冷却装置1の提供。【解決手段】 冷媒槽3を構成する押出材7は、縦長の偏平形状に設けられて、長手方向に蒸気通路と凝縮液通路とが貫通して形成されている。また、押出材7の一方の壁面には、最上部に固定されるIGBTモジュール2の取付け位置より上方に蒸気通路の流出口9aと凝縮液通路の流入口10aとが開けられている。但し、流出口9aより流入口10aの方が低い位置に形成されている。この流入口10aと流出口9aが形成された押出材7の壁面には、流入口10aと流出口9aとを覆って放熱器4のロアプレート15が接合され、そのロアプレート15と押出材7の壁面とで形成される下部連通室18に流入口10aと流出口9aがそれぞれ開口している。
請求項(抜粋):
内部に冷媒が入った蒸気通路と凝縮液通路とを有し、その蒸気通路と凝縮液通路とが互いの下部で連通して設けられ、前記蒸気通路を形成する外壁に発熱体が取付けられる冷媒槽と、前記蒸気通路および前記凝縮液通路と連通する連通室を有し、この連通室を通じて流入する蒸気冷媒を冷却して液化する放熱器とを備え、前記冷媒槽は、前記連通室と前記蒸気通路とを連通する蒸気流出口および前記連通室と前記凝縮液通路とを連通する凝縮液流入口を有し、前記蒸気流出口より前記凝縮液流入口の方が低い位置で前記連通室に開口していることを特徴とする沸騰冷却装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭54-016983

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