特許
J-GLOBAL ID:200903065536464379

冗長式除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-313289
公開番号(公開出願番号):特開平7-168719
出願日: 1993年12月14日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】【目的】 プログラムの書き換え前後のコストを比較した上で、プログラム中の演算を書き換え、冗長となる演算式を除去する。【構成】 コスト取出部7は、コスト記憶部5を検索してコストを取り出し、第1の書き換えコスト取出部8、第2の書き換えコスト取出部9、第3の書き換えコスト取出部10は、演算の被演算子を書き換え、書き換えた演算でコスト記憶部5、アドレッシングコスト記憶部6を検索して演算のコストを取り出す。取り出されたそれぞれのコストを、比較部11が比較する。比較の結果、第1の書き換えコスト取出部8、第2の書き換えコスト取出部9、第3の書き換えコスト取出部10が取り出したコストが小さい場合、書き換えを行い、冗長な演算式の削除を行う。
請求項(抜粋):
コンパイラに備えられ、プログラム保持手段に保持されているプログラムの演算を書き換えて、書き換え後、冗長な演算式を除去する冗長式除去装置であって、プログラム保持手段のプログラムから演算子、被演算子が同一の演算を全て検出し、当該演算によって定義されている全ての変数を検出して、検出した演算と変数とを含む演算式の位置を記憶する演算検出手段と、演算検出手段が検出した変数のうち2番目以降に位置する変数が、被演算子として使用されている演算を全て検出する被演算子検出手段と、演算式の型と、演算式の型がこれらの型に該当する演算式のコストとを記憶するコスト記憶手段と、被演算子検出手段が検出した演算式の型でコスト記憶手段を検索し、当該演算式の型に対応するコストを取り出す第1のコスト取出手段と、被演算子検出手段が検出した演算式の被演算子に、演算検出手段が検出した変数のうち1番目に位置する変数を用いた場合の演算式の型でコスト記憶手段を検索し、当該演算式の型に対応するコストを取り出す第2のコスト取出手段と、第1のコスト取出手段が取り出したコストと、第2のコスト取出手段が取り出したコストとを比較する比較手段と、比較手段が比較した結果、第2のコスト取出手段が取り出したコストが小さければ、被演算子検出手段が検出した演算で、被演算子として使用されている変数のプログラム中の位置を、演算検出手段が1番目に検出した変数に書き換える書き換え手段と、被演算子検出手段が検出した全ての演算中の変数を、書き換え手段が書き換えた場合、被演算子検出手段が検出した演算で被演算子として使用されていた変数と、その変数が定義されていた演算とを含む演算式を、プログラム中から除去する除去手段とを備えることを特徴とする冗長式除去装置。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平1-214936
  • 特開平4-181432
  • 共通部分式文の削除方法及びその装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-215117   出願人:松下電器産業株式会社
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