特許
J-GLOBAL ID:200903065548000157

遠隔始動可能な車両用内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-335953
公開番号(公開出願番号):特開平10-176642
出願日: 1996年12月16日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 車両停止装置の構造を保持して内燃機関の遠隔始動装置を併用する。【解決手段】 車両の電子装置1のイモビライザ制御手段6は、共振信号生成手段46から発振・検知手段7を介して与えられる共振信号が特定信号と一致するときだけ、内燃機関本体3の作動を許容する。スタータ制御手段11の設定手段70は、手段7と制御手段6との間で伝達される共振信号を導入し、共振信号の共振周波数を疑似共振信号の設定周波数としてメモリ67にストアする。遠隔始動動作では、疑似信号生成送給手段64は、メモリ67の設定周波数に基づいて疑似共振信号を生成し、信号確認手段32に与えることで、制御手段6に内燃機関本体3の作動を許容させる。これによって、制御手段6の入出力端子の数を変更することなく、また信号確認手段32の動作を変更することなく、車両停止動作と遠隔始動動作とを併用することができる。
請求項(抜粋):
車両本体に搭載され、遠隔操作可能な内燃機関本体と、車両本体に装備され、内燃機関本体を始動するための車両始動信号を生成するキー手段と、内燃機関を遠隔操作によって始動するための遠隔始動信号を生成する遠隔始動手段と、許容確認信号を生成する確認信号生成手段と、前記許容確認信号を疑似許容確認信号として記憶する信号記憶手段と、前記遠隔始動信号に基づいて前記信号記憶手段に記憶された前記疑似許容確認信号を読出して送給する疑似信号生成送給手段と、前記確認信号生成手段からの前記許容確認信号を前記疑似許容確認信号として記憶させるための操作手段と、前記確認信号生成手段からの前記許容確認信号および前記疑似信号生成送給手段からの前記疑似許容確認信号が送給される信号確認手段とを備え、前記キー手段によって前記車両始動信号が生成されたときには、前記確認信号生成手段からの前記許容確認信号が前記信号確認手段に送給され、前記信号確認手段は、予め定める特定信号と前記許容確認信号とが一致するときには前記内燃機関本体の作動を許容する作動許容信号を生成し、前記特定信号と前記許容確認信号とが一致しないときには前記内燃機関本体の作動を禁止する作動禁止信号を生成し、また、前記遠隔始動手段によって前記遠隔始動信号が生成されたときには、前記疑似信号生成送給手段からの前記疑似許容確認信号が前記信号確認手段に送給され、前記信号確認手段は、前記特定信号と前記疑似許容確認信号とが一致するときには前記作動許容信号を生成し、前記特定信号と前記許容確認信号とが一致しないときには前記作動禁止信号を生成し、さらに、前記許容確認信号を前記疑似許容確認信号として記憶するときには、前記確認信号生成手段からの前記許容確認信号が前記信号記憶手段に送給されることを特徴とする遠隔始動可能な車両用内燃機関。
IPC (2件):
F02N 11/08 ,  B60R 16/02 650
FI (2件):
F02N 11/08 U ,  B60R 16/02 650 U
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • エンジン始動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-040724   出願人:株式会社カンセイ
  • 機関始動制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-240386   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • エンジン始動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-295153   出願人:株式会社カンセイ
審査官引用 (1件)
  • エンジン始動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-040724   出願人:株式会社カンセイ

前のページに戻る