特許
J-GLOBAL ID:200903065552670787
主軸熱変位を補正した加工方法および装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-024164
公開番号(公開出願番号):特開平8-215981
出願日: 1995年02月13日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【目的】 回転開始からの温度上昇で軸方向に伸びる主軸の熱変位量に応じて主軸と被加工物との相対位置を補正して加工する場合において、高い加工精度を維持しつつ加工能率を高める。【構成】 実際の加工時の使用回転数20000min-1で主軸を回転駆動した場合に熱変位量(主軸の伸び)が略一定となる定常熱変位量Lを点線で示す変位量情報から求めるとともに、使用回転数20000min-1より高い予備加熱回転数30000min-1で主軸を回転駆動した場合に、上記定常熱変位量Lと略同じ目標熱変位量L1に達するまでの所要時間T1を実線で示す変位量情報から求め、予備加熱回転数30000min-1で所要時間T1の間だけ主軸を回転駆動するとともに、主軸と被加工物との相対位置を目標熱変位量L1分だけ補正し、その後に使用回転数20000min-1で主軸を回転駆動して加工を開始する。
請求項(抜粋):
主軸の熱変位量に応じて該主軸と被加工物との相対位置を補正して加工を行う方法であって、実際の加工に使用する使用回転数において熱変位量が略一定となる目標熱変位量と略同じ熱変位量に達するまで前記主軸を該使用回転数より高い予備加熱回転数で回転させた後に、前記使用回転数で該主軸を回転させて前記相対位置を前記目標熱変位量分だけ補正した状態で加工を行うことを特徴とする主軸熱変位を補正した加工方法。
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