特許
J-GLOBAL ID:200903065553322383

極低温ケーブルの終端接続装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 広志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-019875
公開番号(公開出願番号):特開平8-196029
出願日: 1995年01月13日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【構成】 超電導ケーブル11の導体29と引出し導体47の接続部をLN2 容器13内に設置し、LN2 で絶縁する。引出し導体47の温度勾配部とストレスコーン65を、真空容器15と碍管17内に設置し、真空容器15と碍管17の内部を真空にする。【効果】 外部から極低温領域への熱流入を小さくできる。引出し導体と極低温ケーブルの導体との接続部はLN2 で電気絶縁し、かつ引出し導体の温度勾配部はその周囲にストレスコーンを設けた状態で真空によって電気絶縁したので、安定した電気絶縁性能が得られる。終端接続装置全体をコンパクトにできる。
請求項(抜粋):
極低温ケーブル(11)の端部に取り付けられた極低温液体容器(13)と、極低温液体容器(13)の先端に取り付けられた真空容器(15)と、真空容器(15)の先端に取り付けられた碍管(17)と、前記極低温液体容器(13)の内部と真空容器(15)の内部とを遮断する絶縁性の仕切り壁(35)と、一端が極低温液体容器(13)内で極低温ケーブルの導体(29)と接続され、そこから仕切り壁(35)を気密液密に貫通し、真空容器(15)および碍管(17)の内部を通って他端が碍管(17)の先端部を気密に貫通する引出し導体(47)と、引出し導体(47)の外周に、一端側が真空容器(15)内に位置し、他端側が碍管(17)内に位置するように設置されたストレスコーン(65)とを備え、前記極低温液体容器(13)内に極低温液体(71)を充填して引出し導体(47)と極低温ケーブルの導体(29)との接続部を電気的に絶縁すると共に、真空容器(15)および碍管(17)内を真空にして引出し導体(47)を電気的、熱的に絶縁した、ことを特徴とする極低温ケーブルの終端接続装置。
IPC (2件):
H02G 15/34 ZAA ,  H02G 15/24

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