特許
J-GLOBAL ID:200903065553707447

大型エンジン用水-空気熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-337844
公開番号(公開出願番号):特開平9-236017
出願日: 1996年12月18日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 従来の大型エンジン用中間クーラーの配置では、パイプ通気装置が一体の構成ユニットを形成し、組立・解体や洗浄等の保守が困難であり、洗浄効果を確実にするため洗浄用化学物質の使用が不可欠で、これが確実に腐食を加速する。【解決手段】 それぞれに1組の複数の通気装置パイプとそのパイプ端を吸収する固有の多孔板とを有して個々に手で持ち上げ可能な、出来れば同一のパイプ通気装置モジュールを多数備え、モジュールは同一平面上相互接続配置の多孔板を用いて搬入・搬出用に少なくとも1側面を開放し得る側壁に側面を接する空気通路の範囲内に並列設置可能にされてなり、この多孔板が、各々の側の共通蓋に対面する個々の多孔板周縁範囲の中を一巡する少なくとも1個のシーリング手段によって独立に各々の側を水密にすることが可能にされている。
請求項(抜粋):
好適には排気駆動過給機によって濃縮された給気冷却のために空気経路中に配置されるパイプ通気装置を有し、該パイプ通気装置の通風方向を横切る方向に延びる通気装置パイプは外側には空気負荷を、内側には水負荷を掛け得るようにされてなり、該パイプ通気装置内では相互に向き合っている側壁配列と該通気装置パイプ両端部それぞれを吸収する該側壁配列間配置の多孔板とで囲まれる通路に空気が導かれ、該多孔板を覆って拡がる蓋によって該多孔板の水側外側に形成される互いに分かれている部屋に該通気装置パイプが連通されるも、好適には、該部屋が片側の蓋では少なくとも2つの相互に隔離された水の出入口に接続される部屋に整えられ、反対側の蓋では少なくとも2つの相互に接続される部屋に整えられてなる、大型エンジン、特に舶用エンジン用の水-空気熱交換器において、それぞれに1組の複数の通気装置パイプと該通気装置パイプ端を吸収する固有の多孔板とを有して個々には手で持ち上げ可能なパイプ通気装置モジュールを多数備え、該パイプ通気装置モジュールが、同一平面上配置の多孔板を用いて該パイプ通気装置モジュール搬入・搬出のために少なくとも1側面を開放し得る側壁配列に側面を接する空気通路の範囲内に並列設置可能にされてなり、相互に同一平面上に配置された該多孔板が、多孔板それぞれの側の共通蓋に対面する個々の多孔板周縁範囲の中を一巡する少なくとも1個のシーリング手段によって互いに独立にそれぞれの側を水密にすることが可能にされてなることを特徴とする、大型エンジン用水-空気熱交換器。

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