特許
J-GLOBAL ID:200903065554033490

転がり軸受およびその潤滑剤の充填方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-057239
公開番号(公開出願番号):特開2003-254336
出願日: 2002年03月04日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】【課題】 潤滑剤を保持器に確実に保持させることができる転がり軸受およびその潤滑剤の充填方法を提供する。【解決手段】 この転がり軸受によれば、保持器6の環状基部10は、ポケット5,5間において内周面から径方向内方に突き出した凸部15を有する。この凸部15は、ポケット5,5間に注入された潤滑剤が、保持器6の環状基部10と内輪1との間の隙間から軸方向に通過するのを防ぐ壁となる。また、保持器6の環状基部10は、ポケット5,5間で軸方向に突出した軸方向突起13を有する。この軸方向突起13は、ポケット5,5間に注入された潤滑剤をポケット5,5間に留め易くする役割を果すと共に、潤滑剤を上記ポケット5,5間に注入する際に注入ノズルの径方向位置を定めるための目印とすることができる。
請求項(抜粋):
外輪と内輪との間に複数の転動体が配置され、この複数の転動体を保持する複数のポケットを有する保持器を備える転がり軸受であって、上記保持器は、上記外輪と内輪との間の空間で環状に延在する環状基部と、上記環状基部から軸方向に延びていて上記転動体を周方向の両側から挟む爪部とを有し、上記転動体を挟む一対の爪部とこの一対の爪部間の環状基部とが上記転動体を保持するポケットを構成し、上記環状基部は、隣接する上記ポケット間で軸方向に突出した軸方向突起と、隣接する上記ポケット間において、内周面から径方向内方に突き出した凸部を有することを特徴とする転がり軸受。
IPC (2件):
F16C 33/38 ,  F16C 33/66
FI (2件):
F16C 33/38 ,  F16C 33/66 Z
Fターム (8件):
3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101BA25 ,  3J101CA01 ,  3J101CA14 ,  3J101FA32 ,  3J101GA53
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • モータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-053476   出願人:株式会社東芝

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