特許
J-GLOBAL ID:200903065557013121

VGSタイプターボチャージャの排気ガイドアッセンブリにおいて可変翼を回動自在に保持するタービンフレームの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東山 喬彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-235754
公開番号(公開出願番号):特開2003-049605
出願日: 2001年08月03日
公開日(公表日): 2003年02月21日
要約:
【要約】【課題】 VGSタイプターボチャージャにおいて可変翼を回動自在に保持するタービンフレームを、効率的に量産できる新規な製造方法を提供する。【解決手段】 本発明は、ボス形成部24aとフランジ形成部23aとを一体に有するように打ち抜かれたブランク材を、フレームセグメント21の原形である素形材Wとする、素形材の準備工程と、素形材Wのボス形成部24aをフランジ形成部23aに対して突き出し形成する深絞り工程とを具え、深絞り加工を行うにあたっては、素形材Wのフランジ形成部23aをダイス61と板押え62とで挟持しながら、ボス形成部24aをポンチ63により押し出して加工するものであり、加工中は、素形材Wのボス形成部24aを低温側とするとともに、フランジ形成部23aを高温側とする温度傾斜を賦与しながら加工を行うようにしたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
排気タービンの外周位置において複数の可変翼を回動自在に保持し、エンジンから排出された比較的少ない排気ガスを、この可変翼によって適宜絞り込み、排気ガスの速度を増幅させ、排気ガスのエネルギで排気タービンを回し、この排気タービンに直結されたコンプレッサで自然吸気以上の空気をエンジンに送り込み、低速回転時であってもエンジンが高出力を発揮できるようにしたVGSタイプのターボチャージャに組み込まれるタービンフレームを製造するにあたり、その工程は、ほぼ一定の板厚を有した金属材からボス形成部とフランジ形成部とを一体に有するように打ち抜かれたブランク材を、タービンフレームの原形である素形材とする、素形材の準備工程と、素形材のボス形成部をフランジ形成部に対して突き出し形成する深絞り工程とを具えて成り、この深絞り加工を行うにあたっては、ダイスとポンチと板押えとを主要部材とした深絞り装置を適用し、素形材のフランジ形成部をダイスと板押えとで挟持しながら、ボス形成部をポンチにより押し出して加工するものであり、加工中は、素形材のボス形成部を低温側とするとともに、フランジ形成部を高温側とする温度傾斜を賦与しながら加工を行うようにしたことを特徴とするVGSタイプターボチャージャの排気ガイドアッセンブリにおいて可変翼を回動自在に保持するタービンフレームの製造方法。
IPC (3件):
F01D 25/24 ,  B21D 22/20 ,  F02B 39/00
FI (5件):
F01D 25/24 R ,  F01D 25/24 E ,  B21D 22/20 H ,  F02B 39/00 D ,  F02B 39/00 T
Fターム (7件):
3G005EA04 ,  3G005EA15 ,  3G005EA16 ,  3G005FA00 ,  3G005GB86 ,  3G005KA03 ,  3G005KA07
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る