特許
J-GLOBAL ID:200903065561020426

高流動コンクリートの材料分離抵抗性の評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-071675
公開番号(公開出願番号):特開平10-267921
出願日: 1997年03月25日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 高流動コンクリートの打設前に、材料分離抵抗性を客観的かつ定量的に評価することのできる高流動コンクリートの材料分離抵抗性の評価方法を提供する。【解決手段】 スランプフロー試験後の平坦に拡がったコンクリート供試体に対し、モルタル分の外縁部と、放射方向の端部に位置する所定の粒径以上の粗骨材の重心との距離を計測してその計測値を平均し、平均値が所定の設定値内に収まるか否かを判定する第一の試験方法と、コンクリート供試体を環状の外側部分とこれの内方の内側部分とに分割するとともに、所定の粒径以上の粗骨材に対する、コンクリート供試体全体の粗骨材密度と外側部分の粗骨材密度と内側部分の粗骨材密度とを求め、これらの粗骨材密度が略等しいか否かを判定する第二の試験方法とからなり、これらの試験方法による判定結果のいずれをも満足するか否かで高流動コンクリートの材料分離抵抗性を評価する。
請求項(抜粋):
高流動コンクリートの材料分離抵抗性を評価する方法であって、スランプフロー試験後の平坦に拡がったコンクリート供試体に対し、モルタル分の外縁部と、放射方向の端部に位置する所定の粒径以上の粗骨材の重心との距離を計測してその計測値を平均し、かかる平均値が所定の設定値内に収まるか否かを判定する第一の試験方法と、平坦に拡がったコンクリート供試体を環状の外側部分とこれの内方の内側部分とに分割するとともに、所定の粒径以上の粗骨材に対する、コンクリート供試体全体の粗骨材密度と前記外側部分の粗骨材密度と前記内側部分の粗骨材密度とを求め、これらの粗骨材密度が略等しいか否かを判定する第二の試験方法とを含み、前記第一の試験方法による判定結果と前記第二の試験方法による判定結果のいずれをも満足するか否かで材料分離抵抗性を評価することを特徴とする高流動コンクリートの材料分離抵抗性の評価方法。
IPC (2件):
G01N 33/38 ,  G01N 11/00
FI (2件):
G01N 33/38 ,  G01N 11/00 E

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