特許
J-GLOBAL ID:200903065562108017
樹脂部品とそのレーザ溶着方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
橋本 剛
, 小林 博通
, 富岡 潔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-052333
公開番号(公開出願番号):特開2004-261986
出願日: 2003年02月28日
公開日(公表日): 2004年09月24日
要約:
【課題】溶着代のコーナー部分において、その外側部分と内側部分とのレーザ光の移動速度差に基づく溶着不良等の不具合の発生を解消する。【解決手段】レーザ光4を吸収する半割部品2の接合フランジ部2aとレーザ光4を透過する半割部品3の接合フランジ部3a同士を突き合わせて、スポット状のレーザ光4の照射により接合面7にて溶着接合する。幅方向外側部分C1ではレーザ光4の移動速度が大きく幅方向内側部分C2では相対的にレーザ光4の移動速度が小さくなる点を考慮し、幅方向外側部分C1から幅方向内側部分C2に向かってその肉厚がt1〜t2をもって連続的に変化するようにフランジ面3cを傾斜面とする。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
レーザ光を透過する一方の樹脂部材とレーザ光を吸収する他方の樹脂部材とを溶着をもって接合してなる樹脂部品にして、それぞれの樹脂部材に溶着代として予め形成した接合フランジ部同士を突き合わせた上で、一方の樹脂部材の接合フランジ部側からレーザ光を照射して樹脂部材同士を溶着することにより一体化した樹脂部品であって、
溶着代となるべき接合フランジ部が所定曲率をもって屈曲している部分では、一方の樹脂部材における接合フランジ部の幅方向外側部分の肉厚が幅方向中央部分のそれよりも小さく且つ幅方向内側部分の肉厚が幅方向中央部分のそれよりも大きく設定されていることを特徴とする樹脂部品。
IPC (2件):
FI (2件):
B29C65/16
, B23K26/00 310S
Fターム (10件):
4E068BE00
, 4E068DB10
, 4F211AG08
, 4F211AG12
, 4F211AG24
, 4F211TA01
, 4F211TC08
, 4F211TC11
, 4F211TD07
, 4F211TN27
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