特許
J-GLOBAL ID:200903065565703625

ハロゲン化銀写真感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-185998
公開番号(公開出願番号):特開平7-043844
出願日: 1993年07月28日
公開日(公表日): 1995年02月14日
要約:
【要約】【目的】レーザー光源に対して適切な分光感度を有し、高照度短時間露光において高感度で、かつ処理依存性が小さく、迅速処理が可能なハロゲン化銀写真感光材料を提供する。【構成】(100)面を主平面とする塩化銀含有率が50モル%以上の平板状ハロゲン化銀粒子からなり、銀1モル当り10-9モル以上のイリジウム化合物およびロジウム化合物を含有し、かつ特定構造の増感色素で分光増感したハロゲン化銀乳剤を用いる。
請求項(抜粋):
支持体上に、少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、該ハロゲン化銀乳剤が(100)面を主平面とする塩化銀含有率50モル%以上の平板状ハロゲン化銀粒子からなり、銀1モル当たり10-9モル以上のイリジウム化合物及び10-9モル以上のロジウム化合物を含有し、下記一般式(I)、(II)または(III) で表わされる化合物の少なくとも1種により分光増感されたハロゲン化銀乳剤であることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。【化1】式中、ZおよびZ1 は各々5員または6員の含窒素複素環核を完成するに必要な非金属原子群を表わす。RおよびR1 は各々アルキル基、置換アルキル基、またはアリール基を表わす。QおよびQ1 は一緒になって4-チアゾリジノン、5-チアゾリジノンまたは4-イミダゾリジノン核を完成するに必要な非金属原子群を表わす。L、L1 およびL2 は各々メチン基または置換メチン基を表わす。n1 およびn2 は各々0または1を表わす。Xはアニオンを表わす。mは0または1を表わし、分子内塩を形成するときはm=0である。【化2】式中、R1 及びR2 は各々同一であっても異なってもよく、それぞれアルキル基を表わす。R3 は水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、フェニル基、ベンジル基またはフェネチル基を表わす。Vは水素原子、低級アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子または置換アルキル基を表わす。Z1 は5員又は6員の含窒素複素環を完成するに必要な非金属原子群を表す。X1 は酸アニオンを表わす。m、pおよびqはそれぞれ独立に1または2を表わす。ただし色素が分子内塩を形成するときはqは1である。【化3】式中R1 ′、R2 ′は各々同一であっても異なっていても良く、それぞれアルキル基を表わす。R3 ′およびR4 ′は各々独立に水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、フェニル基、ベンジル基またはフェネチル基を表わす。R5′とR6 ′はそれぞれ水素原子を表わすか、またはR5 ′とR6 ′が連結して2価のアルキレン基を形成する。R7 ′は水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、フェニル基、ベンジル基、または-NW1 ′(W2 ′)を表わす。ただしここでW1 ′とW2 ′は各々独立にアルキル基、またはアリール基を表わし、W1 ′とW2 ′が互いに連結して5員又は6員の含窒素複素環を形成することもできる。またR3 ′とR7 ′またはR4 ′とR7 ′とが連結して2価のアルキレン基を形成することもできる。Z′およびZ1 ′は各々独立に5員又は6員の含窒素複素環を完成するに必要な非金属原子群を表わす。X1 は酸アニオンを表し、m′は1または2を表わす。ただし色素が分子内塩を形成するときはm′は1である。
IPC (6件):
G03C 1/14 ,  G03C 1/00 ,  G03C 1/035 ,  G03C 1/09 ,  G03C 1/29 ,  G03C 5/29

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