特許
J-GLOBAL ID:200903065566168723

電流センサー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-157852
公開番号(公開出願番号):特開平10-332745
出願日: 1997年05月29日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 電気自動車等におけるバッテリーの充・放電量の管理用センサーとして有効であり、小電流から大電流までの広範囲の直流電流の測定が可能であるとともに、被検出導線中を流れる交流電流をも重畳した状態で測定できる電流センサー。【解決手段】 環状軟質磁性材料からなる直流成分検出コア1a,1bに、励磁コイル2a,2bを巻回配置し、この一対の直流成分検出コアにまたがって直流成分検出コイル3を巻回配置し、環状軟質磁性材料からなる交流成分検出コア4を並列させて前記一対の直流成分検出コア1a,1bと該交流成分検出コア4とにまたがってフィードバックコイル5が巻回配置され、直流成分検出コア1a,1bと交流成分検出コア4の内側に被検出導線10を貫通配置した。
請求項(抜粋):
励磁コイルをトロイダル状に巻回配置する一対の環状軟質磁性材料からなる直流成分検出コアと、該一対の直流成分検出コアにまたがって巻回配置する直流成分検出コイルと、環状軟質磁性材料からなる交流成分検出コアと、前記一対の直流成分検出コアと交流成分検出コアとにまたがって巻回配置するフィードバックコイルとを有し、前記直流成分検出コアと交流成分検出コアの内側に直流及び交流電流が流れる被検出導線を貫通配置するとともに、前記一対の直流成分検出コアに巻回配置する各々の励磁コイルを電磁気的に逆相になるように接続し、各々の直流成分検出コア内に該コアの保磁力を超える磁場を発生させる三角波状の励磁電流を流すことによって発生する磁束と被検出導線を流れる直流電流によって発生する磁束とに基づく直流成分検出コイルの出力を実質的に零とするフィードバックコイルへの印加電流を測定するとともに、被検出導線を流れる交流電流によって環状軟質磁性材料内に発生する磁束に基づきフィードバックコイルに発生する交流電流を測定することによって、被検出導線を流れる直流及び交流電流を測定することを特徴とする電流センサー。
IPC (2件):
G01R 15/18 ,  H01F 38/28
FI (3件):
G01R 15/02 H ,  G01R 15/02 G ,  H01F 40/06

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