特許
J-GLOBAL ID:200903065567605388

穴明け工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-185314
公開番号(公開出願番号):特開平7-040116
出願日: 1993年07月27日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【構成】 工具本体20に形成された第1切屑排出溝21の工具回転方向後方側に隣接するランド部24に、先端面26bが工具先端の切刃23よりも工具基端側に位置し、かつ切刃23の外径D1よりも大きな外径Dを有する第1外周壁部26を設ける一方、ヒール27側に隣接するランド部24には、先端面28bが切刃23の先端逃げ面22に連なり、かつ第1外周壁部26と等しい外径Dを有する第2外周壁部28を設け、これら第1、第2外周壁部26,28の先端にそれぞれ第1、第2副切刃30,31を形成する。【効果】 切粉の溶着を防止しつつ、穴明け加工中にドリルを確実にガイドすることができるとともに、第1、第2副切刃30,31が仕上げ刃として機能して切刃23により荒加工された穴を仕上げ、きわめて高い穴加工精度や優れた仕上げ面粗さを得ることが可能となる。
請求項(抜粋):
軸線回りに回転される工具本体の外周に一対の第1切屑排出溝が設けられるとともに、この第1切屑排出溝の工具回転方向を向く壁面と先端逃げ面との交差稜線部に主切刃が形成され、上記各第1切屑排出溝の工具回転方向後方側に隣接するランド部には、先端面が上記主切刃よりも工具基端側に位置し、かつ該主切刃の外径よりも大きな外径を有する第1外周壁部が設けられる一方、ヒール側に隣接するランド部には、先端面が上記先端逃げ面に連なり、かつ上記第1外周壁部と等しい外径を有する第2外周壁部が設けられており、上記第1切屑排出溝の工具回転方向を向く壁面と上記第1外周壁部の先端面との交差稜線部に第1副切刃が形成されるとともに、上記第2切屑排出溝の工具回転方向を向く壁面と上記第2外周壁部の先端面との交差稜線部には、上記第1副切刃よりも工具先端側に位置するように第2副切刃が形成されていることを特徴とする穴明け工具。

前のページに戻る