特許
J-GLOBAL ID:200903065573859219

送信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-235345
公開番号(公開出願番号):特開平9-083481
出願日: 1995年09月13日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】 歪補償の精度を向上しスペクトルが拡大することを抑制することの可能な送信装置を提供する。【解決手段】 トレーニング期間に送信信号生成部301で生成される歪測定信号は、直交変調器3035で変調された後増幅器3041で増幅される。増幅された信号は、方向性結合器3042を介して直交復調器3051で復調され、除算器3061において増幅器の有する「歪の逆数」が算出される。さらに復調信号の振幅2乗値が振幅2乗器3071で算出される。振幅2乗値補間器308と歪逆数補間器309において隣接する2つの算出値の間を所定の割合で補間して補間振幅2乗値、補間歪逆数が算出され、歪補償精度を向上することが可能となる。
請求項(抜粋):
送信信号を生成する送信信号生成手段と、前記送信信号生成手段で生成された送信信号に所定の前置歪を付与する前置歪付与手段と、前記前置歪付与手段によって前置歪付与された送信信号を所定の搬送波で変調する変調手段と、前記変調手段で変調された送信信号を電力増幅する増幅手段と、前記増幅手段の出力を復調する復調手段と、前記復調手段の出力と前記前置歪付与手段の出力に基づいて前記増幅手段の出力に含まれる歪の逆数を算出する歪逆数算出手段と、前記復調手段の出力の振幅の2乗値を算出する第1振幅2乗値算出手段と、前記第1振幅2乗値算出手段で算出された隣合う2つの復調手段の出力の振幅の2乗値を予め定められた比率で補間して補間振幅2乗値を算出する振幅2乗値補間手段と、前記歪逆数算出手段で算出された歪逆数に基づいて前記振幅2乗値補間手段で算出された補間振幅2乗値に対応する歪逆数を算出する歪逆数補間手段と、前記送信信号生成手段で生成された送信信号の振幅の2乗値を算出する第2振幅2乗値算出手段と、前記振幅2乗値補間手段で算出された補間振幅2乗値と、前記第2振幅算出手段で算出された送信信号の振幅の2乗値と、前記歪逆数補間手段で算出された補間歪逆数とに基づいて、前記前置歪付与手段において送信信号に付与する所定の前置歪を算出する前置歪算出手段と、を具備する送信装置。

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