特許
J-GLOBAL ID:200903065582081115

コンピュータネットワークシステムおよびそのコンピュータネットワークシステムの計算機に対するプロセス割り当て方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-238629
公開番号(公開出願番号):特開平7-093173
出願日: 1993年09月27日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】【目的】コンピュータシステムの高信頼性と高処理速度/低コストとの両立を図る。【構成】フォールトレラントコンピュータ21は、他のすべてのノン・フォールトトレラントコンピュータ11,12...で実行されていたプロセスを再現するためのステータス情報(チェックポイント情報、出力データ)を集中管理する。重要なFTプロセスPzを実行しているノン・フォールトトレラントコンピュータ11が故障すると、フォールトレラントコンピュータ21によって管理されているステータス情報を利用することによって、FTプロセスPzはネットワーク内の他の任意のコンピュータ、たとえばフォールトレラントコンピュータ21またはノン・フォールトトレラントコンピュータ12上で再現されて継続実行される。
請求項(抜粋):
冗長化されたハ-ドウェア構成を有するフォールトトレラント計算機と、このフォールトトレラント計算機にネットワークを介して接続され、単一ハ-ドウェア構成を各々が有する複数の非フォールトトレラント計算機とを備えたコンピュータネットワークシステムにおいて、前記フォールトトレラント計算機は、前記コンピュータネットワークシステムの計算機に実行させるプロセスそれぞれについて高可用度の必要の有無を示すプロセス情報を保持する手段と、前記複数の非フォールトトレラント計算機によって実行されているプロセスの再現に必要なステータス情報をそれら非フォールトトレラント計算機から定期的に受け取って保存する手段と、前記複数の非フォールトトレラント計算機それぞれの動作を監視し、それら各非フォールトトレラント計算機の障害発生を検出する障害発生検出手段と、前記故障計算機によって実行されていたプロセスの高可用度の必要性の有無を前記プロセス情報を参照して検出し、高可用度を必要とするプロセスだけが前記フォールトトレラント計算機によって代替されるように、高可用度の必要性の有無に応じて前記故障計算機以外の計算機の1つを代替計算機に決定する代替計算機決定手段と、この代替計算機決定手段によって代替計算機として決定された計算機に前記ステータス情報を渡して前記故障計算機によって実行されていたプロセスを継続実行させる手段とを具備することを特徴とするコンピュータネットワークシステム。
IPC (2件):
G06F 11/20 310 ,  G06F 15/16 470

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