特許
J-GLOBAL ID:200903065588703193

ベーンを有する無給油式ロータリポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-269208
公開番号(公開出願番号):特開平8-074767
出願日: 1994年09月07日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ベーン端面とケーシング内側面とのギャップからの漏洩を減少させて体積効率を高めること、到達真空度を高めること。【構成】 ベーン端面に平行でない切断面によりベーン2を分割しベーン端面がケーシング内側面8に接触させる。分割されたベーン端面に注目し、ベーン端面にベーン先端部から所定距離まで一端開放形の溝13を形成する。溝13内に流入した漏洩をベーン先端部の開放端から放出させ、ベーン先端部の接触部が溝13内にある時で溝13を介しての漏洩量が殆ど0の細い溝とした。軸方向ベーン側面に垂直でない平面11を有する切断面によりベーン2を分割し、1つのベーン2aの作動室内圧力による遅れ側の軸方向ベーン側面の面圧が他のベーン2bよりも十分大きくなる様にし、ローター端面又はケーシング内側面8に自己潤滑性のあるシール部材10をバネを介して組み込む。
請求項(抜粋):
ケーシング内周面内で回転するローターを備え、ベーン溝内から出入りする自己潤滑性のあるベーンと、ローターと、ケーシング内壁面とにより作動室を形成し、吸入口から作動室内に吸入した気体をローターの回転によって吐出口へ送り出すベーンポンプにおいて、ベーン端面に平行でない平面を有する切断面でベーンを分割して回転によりベーン端面がケーシング内側面に接触する様にし、分割されたベーンのベーン端面に注目し、同ベーン端面にベーン先端部から所定距離まで一端閉鎖形の溝を形成すると共にこの溝内に流入した漏洩気体をベーン先端部の開放端から放出させ、かつ前記溝はベーン先端部における接触相手との接触部がこの溝内にある時でもこの溝を介しての漏洩量が殆ど0と考えられる程細い溝である様に構成したベーンを有する無給油式ロータリポンプ。
IPC (2件):
F04C 18/356 ,  F04C 25/02

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