特許
J-GLOBAL ID:200903065595298814
空気調和機の制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-144761
公開番号(公開出願番号):特開平10-318612
出願日: 1997年05月19日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 空気調和機のスーパーヒート制御において、(S-H)量を速やかに目標(S-H)値に近づけ、冷凍サイクルの安定化を図る。【解決手段】 圧縮機1の吸入温度(サクション温度)と蒸発器の熱交温度との温度差((S-H)量)を目標(S-H)値に合わせるスーパーヒート制御において、室外機制御部11は目標(S-H)値に対して(S-H)量が所定値未満であると、吐出温度サーミスタ12からの検出信号により吐出温度を検出するとともに、タイマ部11aをスタートする。そのタイマ部11aのタイムアップで再度吐出温度を検出し、前回と今回の検出吐出温度により吐出温度変化算出部11bでその変化を算出するが、そのタイマアップまでの間目標(S-H)値に対して(S-H)量が所定値未満のままであれば、電子膨張弁5の開閉度合の1回の変化量をパルス変化量可変部1cで大きい値に変え、つまり電子膨張弁5の開閉度合の1回の変化量を大きくする。
請求項(抜粋):
冷凍サイクルを構成する圧縮機の吸入冷媒温度と蒸発器の熱交温度との温度差((S-H)量)を目標(S-H)値に合わせるように、スーパーヒート制御を行うために前記冷凍サイクルを構成する膨張弁の開度を調節する空気調和機の制御方法において、前記目標(S-H)値に対して前記(S-H)量が大きく異なった値であるときには少なくとも前記圧縮機の吐出冷媒温度の変化を監視し、該変化の大きさに応じて前記膨張弁の開閉度合の1回の変化量を変えるようにしたことを特徴とする空気調和機の制御方法。
引用特許:
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