特許
J-GLOBAL ID:200903065604044499

射出成形機のスクリュ連結装置及びその組付け方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 宏之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-148227
公開番号(公開出願番号):特開平9-300414
出願日: 1996年05月17日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 連結作業時に、スクリュが駆動軸から抜け出さないようにスクリュを保持しながら、継手部材を装着する作業を伴うため、一人作業が不可能で複数の作業者が必要になる。【解決手段】 駆動軸4とスクリュ1とを連結させる軸継手6が、短筒部16aと、スプライン歯2aを通過可能な凹部16dを有する内向きフランジ状部16bと、内向き突起部16cとを有し、短筒部16aの径方向に分割された継手部材16,16、及び、リング部材7を備え、駆動軸4のスプライン溝5aにスクリュ連結部2のスプライン歯2aを係合させた状態で、スプライン歯2aの端面に各内向きフランジ状部16bが係合し、かつ、駆動軸4の外面に形成した溝部5cに各内向き突起部16cが係合し、各内向き突起部16cが溝部5cに対して移動することにより、スプライン歯2aの端面と各内向きフランジ状部16bとの係合が離脱可能である。
請求項(抜粋):
駆動軸(4)の被連結部(5)の穴部(5b)に形成したスプライン溝(5a)にスクリュ(1)のスクリュ連結部(2)のスプライン歯(2a)を係合させ、駆動軸(4)とスクリュ(1)とを軸継手(6)によつて連結させた状態で、駆動軸(4)によつて回転駆動させながら、溶融材料を可塑化・混練するスクリュ(1)を備える射出成形機のスクリュ連結装置において、前記軸継手(6)が、短筒部(16a)と、短筒部(16a)の一端部に形成され、スプライン歯(2a)を通過可能な凹部(16d)を有する内向きフランジ状部(16b)と、短筒部(16a)の他端部に形成される内向き突起部(16c)とを有し、短筒部(16a)の径方向に分割された継手部材(16,16)を備え、駆動軸(4)のスプライン溝(5a)にスクリュ連結部(2)のスプライン歯(2a)を係合させた状態で、スプライン歯(2a)の端面に各継手部材(16,16)の内向きフランジ状部(16b)が係合し、かつ、駆動軸(4)の外面に形成した溝部(5c)に各内向き突起部(16c)が係合し、被連結部(5)の外面に各短筒部(16a)が外嵌すると共に、各内向き突起部(16c)を溝部(5c)に対して移動させながら継手部材(16,16)を回動させることにより、スプライン溝(5a)と各内向きフランジ状部(16b)の凹部(16d)とが合致可能であることを特徴とする射出成形機のスクリュ連結装置。

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