特許
J-GLOBAL ID:200903065607353859

カテーテルがハンドルから離脱すると直ちに収縮するカテーテル配置装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-520496
公開番号(公開出願番号):特表平10-511293
出願日: 1995年12月19日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】カテーテルを患者の血管内に挿入した後、套管針を自動的に引き抜く套管針(26)とカテーテル(24)との組立体は、套管針の収縮を付勢するスプリング(46)と、カテーテルの血管への挿入の間套管針を伸張位置に保持する開放可能保持機構(30)とを含む。カテーテルは、内部通路を備えるハンドル(22)に開放可能に取り付けられる。カテーテルを血管内に挿入した後、ハンドルをカテーテルから離脱させると、開放可能保持機構が作動して、スプリングの作用で套管針をハンドル通路に引き込み、使用後の套管針の鋭利端(28)を封じ込めることが可能となる。
請求項(抜粋):
内部通路を画成するカテーテルと、伸張位置にあるとき前記カテーテル通路から延びる露出した鋭利端を有するカテーテル挿入部材とを含み、カテーテルを患者の血管内に配置するのに用いられる静脈カテーテル装置であって、 ユーザにより手動で操作され、前記カテーテル挿入部材の前記鋭利端を患者の血管へ挿入して血管とカテーテルとの連通を確立するのに用いられる、内部通路を画成する構造を含み、前記カテーテル挿入部材は、伸張位置にあるとき、挿入装置と離脱可能に係合して前記内部通路から前記カテーテル通路を通って外向きに延び、前記カテーテルに離脱可能に連結される挿入装置と、 前記挿入装置と前記カテーテル挿入部材との間に接続され、前記カテーテル挿入部材をその伸張位置から前記挿入装置内部通路へ収縮させるように付勢する付勢手段と、 前記カテーテルと前記カテーテル挿入部材との間に介装され、前記カテーテル及び前記カテーテル挿入部材鋭利端が血管に挿入される前及び挿入中に、前記カテーテル挿入部材をその伸張位置に保持すると共に、前記カテーテルが血管内に配置された後、前記カテーテルが前記挿入装置から離脱するのに応じて、前記カテーテル挿入部材と前記挿入装置との間の係合を開放させ、前記付勢手段の作用の下で、前記カテーテル挿入部材をその伸張位置から前記挿入装置通路内へ収縮させる開放可能保持機構とを備える装置。

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