特許
J-GLOBAL ID:200903065611686692

プロセス制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-216253
公開番号(公開出願番号):特開平8-076805
出願日: 1994年09月09日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、制御対象となるプロセスがむだ時間を有し、このむだ時間が時変であっても、オンラインまたはオフラインで、むだ時間を直接的に推定し、むだ時間に起因する安定性の劣化を補償する。【構成】 一定期間毎に、同定信号発生器6を動作させて、プロセス8に同定信号を印加し、同定機構7によって前記同定信号の印加したタイミング及びその周波数特性と、プロセス8の出力値の変化タイミングおよびその周波数特性とに基づき、前記プロセス8のむだ時間Lmと、伝達関数Gmとをオンラインで、かつリアルタイムで求めて、これをむだ時間補償器5のむだ時間補償特性Gm(1-e-Lms)を更新する。
請求項(抜粋):
制御対象となるプロセスの出力値と、このプロセスの設定値との差分を演算するとともに、この差分と、前記プロセスの特性に対応する演算式とに基づいて入力値を演算して前記プロセスに印加し、このプロセスを制御するプロセス制御装置において、前記プロセスに悪影響を与えない特性を持つ同定信号を生成し、これを前記プロセスに印加する同定信号発生器と、前記プロセスの入力値と出力値とを取り込むとともに、時間・周波数解析手法を用いて前記入力値の時間・周波数変化と出力値の時間・周波数変化との関係を求め、これらの関係に基づき、前記プロセスの特性値を演算し、前記演算式を更新する同定機構と、を備えたことを特徴とするプロセス制御装置。

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