特許
J-GLOBAL ID:200903065612347280

エポキシ化触媒としての、アミンオキシド-リガンド、ホスファンオキシド-リガンド、アルサンオキシド-リガンド、ピリジン-N-オキシド-リガンド又はピリジン-リガンドを有するペルオキソ基含有金属錯体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-511620
公開番号(公開出願番号):特表平11-512335
出願日: 1996年09月04日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】式中、Mは元素の周期表の第4〜7副族からなる金属を表し;L1は式(II)、(III)、(VII)もしくは(VIII)のアミンオキシド-リガンド、ホスファンオキシド-リガンド又はアルサンオキシド-リガンド、ピリジン-N-オキシド-リガンド又はピリジン-リガンドを表し;L2は慣例の補助リガンド又は他のリガンドL1又は空の配位箇所を表し;Xはオキソ-酸素又はイミド-リガンドを表し;mは1又は2の数を表し、nは1、2又は3の数を表す、オレフィンをエポキシ化するための式(I)の触媒。
請求項(抜粋):
一般式I: [式中、 Mは、元素の周期表の第4〜7副族からなる金属を表し、 L1は、式IIのアミンオキシド-リガンド、式IIIのホスファンオキシド-リガンド又はアルサンオキシド-リガンド、式VIIのピリジン-N-オキシド-リガンド又は式VIIIのピリジン-リガンド: を表し、ここで、 R1〜R3は、同じか又は異なるC1〜C30-アルキル基、C7〜C30-アラルキル基又はC6〜C30-アリール基を表し、これらの基は、付加的に官能基としてエーテル酸素原子、カルボニル基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、カルボキシル基、シアノ基、カルボン酸エステル基、スルホ基、ホスホン酸基、ニトロ基、ハロゲン原子及び/又はC1〜C4-アルキル基により置換されていてもよいアミノ基を含有していてよく、その際、基R1〜R3の少なくとも1つは少なくとも11個のC原子を有しなければならず、かつその際、他の2つの基は互いに結合して環をなしてもよく、 R4〜R6は、同じか又は異なるものでありC4〜C30-アルキル基、C7〜C30-アラルキル基又はC10〜C30-アリール基を表し、これらは付加的に官能基としてエーテル酸素原子、カルボニル基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、カルボキシル基、シアノ基、カルボン酸エステル基、スルホ基、ホスホン酸基、ニトロ基、ハロゲン原子及び/又はC1〜C4-アルキル基により置換されていてもよいアミノ基を含有していてよく、 R11〜R15は、互いに独立して水素を表すか、又は同じか又は異なるC1〜C30-アルキル基、C7〜C30-アラルキル基又はC6〜C30-アリール基又はC1〜C30-アルコキシ基、C7〜C30-アラルコキシ基、C6〜C30-アリールオキシ基、又はヒドロカルビル基として同じか又は異なるC1〜C30-アルキル基、C7〜C30-アラルキル基及び/又はC6〜C30-アリール基を有するジヒドロカルビルアミノ基を表し、これらの基は付加的に官能基としてエーテル酸素原子、カルボニル基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、カルボキシル基、シアノ基、カルボン酸エステル基、スルホ基、ホスホン酸基、ニトロ基、ハロゲン原子及び/又はC1〜C4-アルキル基により置換されていてもよいアミノ基を含有していてよく、その際、基R11又はR15の少なくとも1つは水素でなければならず、基R11〜R15中の炭素原子の合計は少なくとも8でなければならず、基R11〜R15は、互いに結合して環をなしてもよく、 L2は、オキソ、ハロゲン化物、擬ハロゲン化物、カルボキシレート、フェノレート、アルコラート、エノレート、ケトン、エーテル、アミン、アミド、尿素、尿素誘導体及び水の群からなる補助リガンド又は他のリガンドL1又は空の配位箇所を表し、 Xは、オキソ-酸素又は場合によりC1〜C4-アルキルにより置換されたイミド-リガンドを表し、 Zは、リン又はヒ素を表し、 mは、1又は2の数を表し、 nは、1、2又は3の数を表す]の触媒。
IPC (6件):
B01J 31/22 ,  B01J 31/16 ,  B01J 31/18 ,  C07D301/12 ,  C07B 61/00 300 ,  C07D303/04
FI (6件):
B01J 31/22 Z ,  B01J 31/16 Z ,  B01J 31/18 Z ,  C07D301/12 ,  C07B 61/00 300 ,  C07D303/04

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