特許
J-GLOBAL ID:200903065616199889

熱可塑性樹脂ラミネート鋼板製押しボタン型易開缶性蓋の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-033247
公開番号(公開出願番号):特開平8-224628
出願日: 1995年02月22日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、特定された樹脂皮膜特性を有する鋼板を、押圧加工により切断案内溝を形成させ、内外面の補修塗装の不要な、開缶性・フェザー性の優れた押しボタン型易開缶性蓋を得ること。【構成】 開口片形状を構成する切断案内溝形成用上下金型の肩半径が、0.05〜1.0mmである金型を用い、上下金型の該肩半径にて、厚さ10〜100μ、伸び200%以上、結晶化度10%以下で結晶融解熱10Joul/g以上の結晶性飽和ポリエステル系樹脂皮膜を両面に有する鋼板を該ポリエステル系樹脂皮膜温度が該ポリエステル系樹脂皮膜のガラス転移点Tg以上、冷結晶化温度以下で押圧加工成形し、加工最薄部の鋼板厚みを加工前の鋼板厚みの40%以下に薄くすることにより切断案内溝を形成し、更にその後の製蓋工程あるいは製缶工程において少なくとも切断案内溝周辺部の樹脂皮膜温度を樹脂皮膜の冷結晶化開始温度以上融点以下とする加熱熱処理することを特徴とする熱可塑性樹脂ラミネート鋼板製押しボタン型易開缶性蓋の製造方法。
請求項(抜粋):
缶蓋の開口片縁を構成する切断案内溝形成用の肩半径が0.05〜1.0mmである上下金型で、厚さ10〜100μm、伸び200%以上、結晶化度10%以下、結晶融解熱10Joul/g以上の結晶性飽和ポリエステル系樹脂皮膜を両面に有する鋼板を押圧加工成形し、加工最薄部の鋼板厚みを加工前鋼板厚みの40%以下とし、切断案内溝を形成することを特徴とする熱可塑性樹脂ラミネート鋼板製押しボタン型易開缶性蓋の製造方法。
IPC (3件):
B21D 51/44 ,  B21D 22/02 ,  B32B 15/08
FI (4件):
B21D 51/44 H ,  B21D 51/44 Q ,  B21D 22/02 A ,  B32B 15/08 F

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