特許
J-GLOBAL ID:200903065616676253

液体封入式筒型防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-226475
公開番号(公開出願番号):特開2002-039254
出願日: 2000年07月27日
公開日(公表日): 2002年02月06日
要約:
【要約】【課題】製造コストの低減を図ることができ、シールゴムが損傷することなく中間筒金具に均一な絞り加工を施し得る液体封入式筒型防振装置を提供する。【解決手段】主軸金具1と中間筒金具3との間に介在するゴム弾性体4と、中間筒金具3の外側に同軸状に配置されゴム弾性体4との間に主液室51及び副液室52を形成する外筒金具5と、中間筒金具3と外筒金具5との間に配置されて両液室51、52内の液体を封止するシールゴム6とを備えている。中間筒金具3の各リング部31は、軸方向外側に位置し絞り加工が施される絞り大径部31aと、絞り大径部31aの内側に段部31bを介して絞り大径部31aよりも小径に形成され周方向に沿って等間隔に設けられた6個のスリット31dを有する小径部31cとから構成されている。シールゴム6は、中間筒金具3の窓部33を囲むようにして小径部31c及び架橋部32の外周面に固着されている。
請求項(抜粋):
主軸金具と、該主軸金具の外側に同軸状に配置され、軸方向両端に位置する一対のリング部と両該リング部間に架橋されて両該リング部とともに周方向に配列された複数の窓部を形成する架橋部とからなる中間筒金具と、前記主軸金具と前記中間筒金具との間に介在して両者を一体的に連結し、前記中間筒金具の前記窓部に開口する複数の凹部を有するゴム弾性体と、前記中間筒金具の外側に同軸状に配置されて絞り加工が施されることにより前記凹部の開口を覆蓋し、前記凹部との間に液体が封入されオリフィス通路を介して互いに連通する複数の液室を形成する外筒金具と、前記中間筒金具と前記外筒金具との間に配置されて前記液室に封入された液体を封止するシールゴムと、を備え、前記中間筒金具の各前記リング部は、軸方向外側に位置し絞り加工が施される絞り大径部と、該絞り大径部の内側に段部を介して前記絞り大径部よりも小径に形成され周方向に沿って設けられた複数のスリットを有する小径部とから構成され、前記シールゴムは、前記中間筒金具の前記窓部を囲むようにして前記小径部及び前記架橋部の外周面に固着されていることを特徴とする液体封入式筒型防振装置。
IPC (3件):
F16F 13/18 ,  F16F 13/08 ,  F16F 13/14
FI (3件):
F16F 13/00 620 L ,  F16F 13/00 620 F ,  F16F 13/00 620 V
Fターム (5件):
3J047AA05 ,  3J047CA02 ,  3J047CD08 ,  3J047FA02 ,  3J047FA04

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