特許
J-GLOBAL ID:200903065626528309

非球面レンズの外径ぶれ測定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-344032
公開番号(公開出願番号):特開平6-194261
出願日: 1992年12月24日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】 非球面レンズの外径ぶれ測定において、被検レンズの困難なセッテイング調整作業を行うことなく、容易に測定できる方法と装置を提供すること。【構成】 被検レンズ1を保持した保持手段2は、駆動手段3により回転される。そして、光源5から被検レンズ1に光が照射され、レンズの表面で反射された光は光学系7によって、スポット位置検知手段8にスポット像を結像する。被検レンズの光軸と回転軸が不一致であれば、スポット像は被検レンズの回転に伴い結像面で円を描く。これから光軸と回転軸とのずれとその方向を求めることができ、被検レンズの外径の理論上のぶれを算出できる。一方、変位測定手段9によって、実際の外径のぶれを測ているので、この実測値を上記理論上のぶれで補正する。被検レンズのセッティングを修正する必要なく外径ぶれを測定できる。
請求項(抜粋):
一面のみが非球面である被検レンズを回転軸回りに回転し、該被検レンズに回転軸方向から光を照射して被検レンズからの反射光を光学系の結像面にスポット像として結像させ、被検レンズが回転するときに該スポット像が描く円の大きさにより被検レンズの光軸と回転軸との間のずれを検知し、被検レンズの外周に基準位置を定め、該基準位置とレンズの回転中心とを結ぶ線と、スポット像とレンズの回転中心とを結ぶ線とがなす角度から外径ぶれの方向を求め、前記被検レンズの外径の回転軸と垂直な方向のぶれを実測し、前記円の大きさと外径ぶれの方向とから補正量を算出して前記実測したぶれを補正し、真の外径のぶれを求めることを特徴とする非球面レンズの外径ぶれ測定方法。

前のページに戻る