特許
J-GLOBAL ID:200903065632877960

真空断熱容器及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-178689
公開番号(公開出願番号):特開平6-022864
出願日: 1992年07月06日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【構成】 外容器と内容器との接合部及び外容器と封止板との接合部を、相対する接合面に設けられた低融点はんだめっき層どうしを加熱しつつ加圧接触させるとともに該めっき層どうしを相対的に移動させて該めっき層表面の酸化物を外部に排除して溶融接合した無フラックスはんだ接合して真空断熱容器を製造する。【効果】 本発明によればフラックスを一切使用せずにはんだ付けすることが可能となるので、残存フラックスの脱ガス問題が解消でき、長期にわたり優れた保温性能を付与することが可能となる。
請求項(抜粋):
外容器と内容器とがそれぞれの口元部で接合一体化されるとともに、外容器に形成された排気孔に封止板が接合され、かつ内外容器間の空間を真空断熱層としてなる真空断熱容器において、上記内容器の開口側端部に径方向外方に延出するフランジが設けられ、該フランジに外容器開口側端部が接合されてなり、かつ該フランジと上記封止板とに、各接合部に装着されるはんだ溶融接合用の回転ヒートブロックに形成された係合部に係合する凹凸が形成され、かつ上記外容器と内容器との接合部及び外容器と封止板との接合部が、相対する接合面に設けられた低融点はんだめっき層どうしを加熱しつつ加圧接触させるとともに該めっき層どうしを相対的に移動させて該めっき層表面の酸化物を外部に排除して溶融接合された無フラックスはんだ接合であることを特徴とする真空断熱容器。

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